NHK大河ドラマ・花燃ゆの原作を読んだ感想と各話あらすじ

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 2015年の大河ドラマは吉田松陰の妹、杉文という女性が主人公です。なぜ大河ドラマで吉田松陰の妹なんだ、もっと他に取り上げる人がいるだろ!つまらん!地味すぎる!なんて不満が聞こえてきそう(実際、制作発表の時はそういう批判も多かった)です。

私も最初に杉文という女性が主人公と聞いたときは「最近の大河ドラマは無名な人を主人公にするのにこだわっているのか?」と思ったものですが、大河ドラマの脚本になる原作小説を読んだり、いろいろな資料・書籍を読んでみて印象はガラリと変わりました。

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大河ドラマ・花燃ゆの原作を読んでみての感想と簡単なあらすじ

まず「花燃ゆ」の原作脚本を読んでみての感想は、「なるほどなぁ」というのと「序盤から見せ場が多い」という二つの印象でした。放送開始前の段階で発売されている原作第一巻は12話までが収録されており、公式ガイドブックなどで簡易的なあらすじが確か18話ぐらいまで掲載されています。

「なるほどなぁ」というのは杉文という女性を主人公に抜擢した理由に納得した、というものです。この女性を主人公にすることで、見せ場が多く彼女の周囲にいる素晴らしき偉人たちを若き頃から最盛期、そしてその最期までをよりリアルに描けるんだと思います。長州に関するより多くの人物を主体的に描くには、彼女が主人公であった方が何かと都合がよく、ドラマ性もあります。

大河ドラマ・花燃ゆは序盤~中盤でも見どころは多い

大河ドラマの特徴の一つに、歴史に名を残した偉人の生涯を1年間をかけて描く分、「最初の幼少期~無名時代が退屈、見せ場が少なく我慢しなければいけない時間が長い」という大きなデメリットがありますよね。

しかし、今回の大河ドラマは吉田松陰の妹である文が主人公で、しかも兄の松陰は13歳の年の差があります。なので吉田松陰が存命の時代を描いているときは彼が準主役と言えるほどの扱いでドラマが進み、吉田松陰(ドラマ内では寅次郎)の動向があらすじの中心です。

吉田松陰の動向はこんな感じ

具体的に言うと、江戸遊学時代の脱藩事件とその処分、そして黒船密航事件に野山獄への投獄、松下村塾での門下生たちとの出会い、再投獄、そして処刑という一連の流れは4月か5月ごろまで続きます。

途中、久坂玄瑞の登場と文との結婚、高杉晋作、入江九一、伊藤利助(初代総理大臣の伊藤博文)、吉田稔麿、桂小五郎などなど幕末ファンにはおなじみの面々が登場し、いよいよ幕末の動乱期がやってきてきます。動乱期には夫の久坂玄瑞が禁門の変で自刃、高杉晋作の挙兵、そして小田村伊之助と坂本龍馬の出会い、伊之助が竜馬に桂小五郎を紹介し、薩長同盟、そして明治維新という流れで進みます。

前半~中盤ごろまでは結構大きな事件や出来事が多いので見せ場は比較的多く、今までよりは退屈せず見れるんじゃないでしょうか。ただし、後半部分は文の生涯を考慮すると姉・寿の死と小田村伊之助(楫取素彦)との再婚、そして余生という比較的穏やかな時を過ごしています。

盛り上がりを見せる見せ場は後半よりも前半~中ごろに多いので、この幕末動乱期以降の時代をどう描くかがドラマの印象を左右するかな、と個人的に思っています。

 


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