大河ドラマ花燃ゆ・第9話「つまらない男」のあらすじネタバレ

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大河ドラマ、花燃ゆの第9話「つまらない男」のあらすじです。前回の第8話「罪人の塾」の続き、放送日は3月1日。

 

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花燃ゆ・第9話「つまらない男」のあらすじとネタバレ

第9話メインテーマは高杉晋作です。司馬遼太郎の言葉を借りるなら、「乱世以外の時代では全く使い物にならない才能の持ち主」。破天荒で常識破り。後に奇兵隊を組織し、長州藩において近代的な陸軍組織を作り上げました。

藩内でもクーデターを起こし長州だけでなく近代日本の歴史にも大きく貢献したという人物がこの高杉晋作です。由緒ある家柄に生まれ、将来が約束されていながら、時代の混乱にあえて身を投じていった彼の若き日の苦悩と寅次郎を描きます。

 

人が人を呼び寅次郎の元に集まる

久坂玄瑞、吉田稔麿、松浦亀太郎、玉木彦助に加え、品川弥次郎に寺島忠三郎など後の日本を支えていく若き日の秀才たちが寅次郎の元に集まってきた。ここにくれば好きな本を読み、語り合う。身分の差はなく、昼も夜もなく語り合う。

時に泊まりで議論することもあり、文が用意する握り飯はすぐに若者たちの胃袋へと消えていった。

 

鬼才、高杉晋作

明倫館で退屈そうにしていた晋作に、松本村に行ってみろと伊之助が声をかけた。高杉晋作は代々藩政府の重役、つまりお殿様の側近を務める大組の跡取り息子で、自分自身が財力、記憶力、頭脳、芸術、すべてを兼ね備えていることを自覚していた。

いずれ政に関わることになるとは知っていたが、刺激の少ない日々に退屈極まっていた。そんな高杉晋作が寅次郎の元に入門を願い出た。

 

君は優秀だ、しかし久坂くんほどではない

後の吉田松陰に関する研究や松下村塾に関する書籍には、吉田松陰が意図して久坂玄瑞と高杉晋作のライバル関係を作り、煽ったと書かれている。このドラマでも同様、高杉晋作は久坂くんほどではないと面と向かって、しかも本人たちを目の前にして寅次郎は平然と言ってのける。

自分自身に対する才能への確信とプライドを擽られた晋作は怒り狂い、あまりの悔しさに身がちぎれるほどであった。しかし、由緒ある家柄の息子が罪人が開く塾に出入りするなど、もってのほか。晋作の父は息子に強く釘を刺した。

退屈で退屈で暇で暇でしょうがない

すべてを兼ね備えている高杉晋作も、彼なりに悩んでいた。何をやっても退屈で面白くないのである。色町で遊ぼうが、詩をよもうが、学問をしようが、つまらないのだ。将来を約束されているし、それに対して誇りもある。でも、本音ではそれがつまらない。

つまらないのは、志がないからではないか。私(寅次郎)はこの国をよくすることです。志があれば、罪人であれど生きるのは楽しい。そして、やる気や生きる源は尽きることがない。志は誰も自分に与えてくれない。君は何を志すのか?

 

言葉を話せない敏三郎とすべてを兼ね備えた男、高杉晋作

この二人は同じ悩みを抱えていた。自分は誰かに守られる身でしかない。自分自身の足で立ち、独立し自分の志す道を目指して歩を進めたい。敏三郎は既に守られるだけの存在ではなかったし、すでに志を持った一人の男だ。

文にとっては、身の回りの世話も、小さいころからずっとみてきた自分ではなく昨日今日やってきた高杉晋作という男に、敏三郎が全てを打ち明けた事実を受け入れられなかった。一見、高杉晋作がそそのかしたことで道を外しそうになっていると危機感を覚えていた文だったが、敏三郎は敏三郎で思い悩んでいたのだった。

そして高杉晋作自身も、寅次郎の元にやってきてこう告げる。学問がしたい、と。俺が本気になれば、久坂など相手にならん。

寅次郎は「さぁ、それはどうでしょうね」と言って2人は笑った。

 

寅次郎のもとにはその後も続々と人が集まり、才能に優れ行動力に溢れる若い人材が集結していた。その中には、当時百姓の出に過ぎず低い身分でありながら陽気な性格を持った一人の男、伊藤利助の姿もあった。後の内閣・初代総理大臣、伊藤博文である。

 

>>第10話「塾生たち暴れる」へ続く

 

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