真田幸村(信繁)の姉、松とその夫・小山田茂誠

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大河ドラマ「真田丸」の主人公、真田信繁のお姉さん役を演じるのが木村佳乃さん。役名は「松」。頑固一徹でクソ真面目な信幸と素直で発想豊かな信繁という二人の弟をよく可愛がる重要な家族です。

詳細は後述しますが、癖の強い弟二人をよく可愛がり、そしてよく慕われました。彼女に関する史実資料や通説は書籍で多く取り扱われることがないのですが、ドラマでは崖から転落して記憶を失うといったあらすじで進んでいきます。

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信繁(幸村)の姉、松という女性…史実から見る彼女の生まれと嫁ぎ先

真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

信繁と信幸の姉の松は1565年(永禄8年)、甲府にて生まれました。次男の信繁の生年は通説だと1567年(永禄10年)の生まれなので姉の松とは数えで2歳の差。ちなみに、仙台真田家に伝わる系譜では、信繁の生年は3年後の1570年の生まれなので、こっちが本当だとしたら姉の松とは5歳の差があったことになります。

ちなみに、長男で信繁の兄、信幸の生まれは1566年(永禄9年)の生まれが通説。父はもちろん、真田昌幸。

真田正幸に仕え、家老にまでなった小山田茂誠(高木渉)に嫁ぐ

小山田茂誠の縁戚にあたる小山田信茂が主君、武田勝頼を裏切ったことで行き場を失い、後に廃藩となるなど苦しい立場に追い込まれる夫を、妻の松は健気に支えました。

武田勝頼は信繁の父である昌幸が仕えていましたから、武田勝頼の家臣同士の縁で二人は結婚したことになります。

大河ドラマ真田丸での松と夫の小山田茂誠夫婦

ドラマでは松の夫、小山田茂誠は非常に苦しい役柄として最初から登場します。武田勝頼への裏切りに思いがけない形で巻き込まれて行き場を失い、義理の弟である真田信幸からも見放されるシーンが有ったり、それをなんとか支えて生き延びさせようとする妻の松、信繁の協力が見どころ。

松の生涯について、史実での詳しい記述は書籍でも多く見かけませんので比較は難しいですが、ドラマでは途中、崖から転落死行方知れずとなって、記憶を失うという設定で話が進むようです。

小山田茂誠を演じる高木渉さんは映像作品初出演の有名声優

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木村佳乃さん演じる松の夫、小山田茂誠を演じるのが高木渉さん。この方は「名探偵コナン」の元太、高木刑事をはじめ、ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男、機動新世紀ガンダムXのガロード・ランなどを担当した声優さん。

今までは声優や舞台で活躍していたそうですが。映像作品に出演するのは今回が初めてとのこと。「どっかで聞いたことある声だなぁ~」と思った方は鋭いですね(笑)

弟の真田信繁、信之から姉の松へ出された手紙

先ほど、松に関して詳細な記述が書籍でもほとんどない、と書きました。数少ない資料の中で見応えがあるのは、上記ムック本で掲載されていた信繁から姉の松に出された手紙です。

時は真田丸が躍動した大坂冬の陣が終わった後の1615年の1月24日。内容は、徳川と敵対する豊臣に自分がついたことに関し、「奇怪なことだとお思いでしょう」と家族に迷惑をかける事を申し訳なく思う様子が綴られています。

さらに、「明日はどうなるかわかりませんが、今は何事も無く、安心してください」とも書いており、家族への気遣いが見て取れます。「お会いできなくて残念」ともあり、姉の松と弟の信繁は互いに尊重しあういい姉弟関係だったようです。

 

弟の信繁は姉の松の夫、小山田茂誠宛にも手紙を出している

上記の手紙を出してから約二ヶ月後の1615年の3月19日、真田信繁は義理の兄にあたる、(松の夫の)小山田茂誠とその息子、之知へ宛てた手紙を出しています。この手紙は真田信繁の生涯で最後に出した手紙。

内容は「秀頼公は厚遇してくれるけれども、城中は気苦労が多い」と心中をさらけ出し、「私たちのことは浮世にいるとは思わないで欲しい」と述べています。浮世をどういう意味で使ったのか、どういう意味で当時は使われていたかによって読み取る内容は違いますが、「辛いことが多い現実の苦しい世界」と読み取るのが自然かな、と思います。(手紙の解釈は専門家ではないので想像ですが…)

いずれにしても、城中で気苦労多く、冬の陣で和睦→夏の陣で戦死というあらすじが徐々に見え始めてきた信繁の心の中が手紙からうっすらと浮き出てくるような、そういう内容ですね。

ちなみに、信繁が戦死した大阪夏の陣後には信之(既に信幸から信之に改名済み)からも松に手紙が出されており、同じく弟の信之からも「お会いしたい」と記述されています。慕われるお姉さんだったんですね。

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