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糖質制限そのものは対して難しい方法ではなく、一度理解してしまえば非常に取り組みやすく手軽な食事療法です。しかし、ダイエットという観点で見る糖質制限の場合、いくつかの注意点が必要です。また、糖質制限を行う方法も数種類あるのでその点を注意しましょう。
目次
糖質制限ダイエットを行うための3つ方法
主に糖質制限で語られるのはその分野の権威である江部康二氏が提唱する以下の3つの方法です。私はダイエット目的ではなく別の目的で糖質制限を行っていたので、この方法は全く実践していませんが、書籍を読んでみると納得できる部分が多かったのでここでも取り上げます。
- スーパー糖質制限
- スタンダード糖質制限
- プチ糖質制限
スーパー糖質制限とは
その名の通り3段階で最もきつい糖質制限です。3食全て糖質抜き、間食も全て糖質を制限する方法で、ダイエットを開始する場合はこの方法から始めることを推奨されています。
スタンダード糖質制限
3食のうち1食のみ主食(ご飯、パンなど)を取ってOK。主食をとるのは朝食か昼食で、夕食はかならず糖質を制限します。なぜ朝食か昼食なのかというと、夕食後はエネルギー消費が全く期待できないため、これから日中の活動を控える朝食か昼食のほうがいいからです。詳細はこちらの記事にも掲載しています。
プチ糖質制限
3食のうち1食のみを糖質制限します。制限するのはやはり夕食がベスト。昼食と朝食もできるだけ炭水化物は避けつつも適量は摂取してOKという非常に何度が低い方法です。はっきり言って、この方法はダイエット効果はほとんど期待できません。
スーパー→スタンダード→プチに移行していくのがベスト
ダイエット目的で糖質制限を開始するなら、最初はスーパー糖質制限から開始し、体重の減少とともに徐々にハードルを下げてスタンダード、プチへと移行していきます。これは最初は体型を落とすことを最優先にし、成果が出てきたらその体重をキープする方法にシフトしていくためです。
過度な糖質世間を無闇矢鱈に続けるのは反対
私は経験上、「目的を達成する手段としての糖質制限は素晴らしいが、達成後もそのまま負荷をかけた糖質制限は無意味」だと反対しています。その点、この江部先生は負荷のかけ方を徐々に軽くしていく方法を提唱しており、私もこの方法に大賛成です。
糖質制限を提唱する医師は非常に極端な考え方に人が多く、「糖質制限バンザイ!」という盲目的な考えに陥る人が非常に多いです。一度「糖質制限を開始するともとの食生活に戻す気になんて絶対なれない」とか、「慣れてくると1日2食で十分」とか呆れるような意見を平気で言います。
糖質制限はあくまで手段の一つであって、糖質制限のための糖質制限ははっきり言って無意味、無価値です。きちんと体重が落ちてきたら、その体型を健康的にキープできるように食生活も工夫していきましょう!
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