糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットの違いとメリット

Pocket
LINEで送る

 

 

大特集の目次ページはこちら

ダイエットの定番とされているのがカロリー制限ダイエット。摂取カロリーを制限し、燃焼するカロリーを多くすることで脂肪を燃焼させ、体重を落とすというダイエットがカロリー制限。糖質制限が注目されるようになり、カロリー制限派と糖質制限派に分かれ、互いに意見を戦わせることも増えてきました。

私は糖質制限の経験者(ダイエット目的ではなかったにせよ)ですが、カロリー制限との違いやメリットなどを整理します。

 

スポンサーリンク

 

糖質制限ダイエットとカロリー制限の違いとメリット

まず大前提としてカロリー制限ダイエットは食物から得られるカロリーを基準に、糖質制限ダイエットは炭水化物などの糖質を基準に行われます。カロリー制限ダイエットの理屈は食事、運動の両面からのアプローチによって「摂取カロリー<消費カロリー」の図式を作り、意図的にカロリー状態を赤字にすることで脂肪の燃焼を促し、減量に繋げるというもの。

一方の糖質制限ダイエットは脂肪を溜め込むインスリンを分泌させないこと、そして糖質からのエネルギー供給を断って備蓄タンパク質からのエネルギー循環に変えることで脂肪を燃焼、そして減量へとつなげます。

「痩せる!減量する!」という共通の目標があることに違いはありません。ただ、アプローチの仕方に違いがあるというだけです。その両者の違いを振り返り、糖質制限経験者から見たメリットなどをご紹介しましょう。

 

面倒な計算or糖質食品の知識

まず真っ先に思いつくのがこのポイント。カロリー制限ダイエットの場合は食品各種の細かいカロリー計算が必要で、調味料や材料、料理に至るまで細かい知識が求められます。ある程度覚えてしまえば楽にはなりますが、外食の場合は調味料の使い方も各店で微妙に異なり、ゆえに細かい計算は非常に難しくなります。

一方の糖質制限ダイエットは一度糖質を含む食品を覚えてしまえば、あとはそれを食べない、もしくは制限するだけです。ダイエットに必要な知識という点では、糖質制限ダイエットの方が非常に楽であると言えます。

 

食べれないモノが決まっているかどうか

この点も見逃せません。糖質制限ダイエットの場合は糖質食品は原則的にNGです。食べられない食品は意外と多く、毎日の食事のメニューもおのずと偏ってきます。食べることや食事そのものに楽しみを見出している方にとっては非常に辛い現実です。

その点、カロリー制限ダイエットでは総カロリーさえ気にしていればいいので、好きなモノを食べたとしても他のところでカロリーを削ることが出来ます。総カロリーさえ抑えられれば好きなモノは食べてOKです。(総カロリーを抑えるには、おのずと選択肢が狭まるという現実もありますが・・・。)

 

運動で燃焼できるカロリーは僅か

カロリー制限の場合、運動によってカロリー燃焼を行うことも出来ます。食事面では摂取カロリーを抑え、運動面で消費カロリーを増やすことでより大きな減量効果が得られます。しかし、運動によって消費できるカロリーは決して多くあません。30分程度のジョギングでは1食分のカロリー消費には程遠いことから、かなり地道で気の遠い作業と言えます。

糖質制限ダイエットにもカロリーの考え方が必要

これはあまり知られていません。実は糖質制限ダイエットにもカロリー知識が必要な場合があるのです。糖質制限ダイエットや低炭水化物ダイエット、炭水化物抜きダイエットは制限食材以外はどれだけ食べても大丈夫!と思っている方がいますが、あれは間違いです。

いくら糖質を制限しても、それ以外の食材をドカ食いし続けていればエネルギー過多となり、脂肪は燃焼されません。ゆえに、糖質制限をはじめたのに痩せない!という女性の多くが、糖質制限ダイエットで食べ過ぎているだけという、なんとも皮肉な状態にあるのです。

糖質制限を開始してすぐに2~3kg痩せた方はそのまま継続。全く痩せない、もしくは停滞してしまい全く体重が動かなくなってしまった方はこのケースに当てはまります。糖質を制限しても、それ以外の食材も食べ過ぎていては無意味です。きちんと減量するには、糖質制限ダイエットでもエネルギー過多にならないよう、カロリーを抑える必要があるのです。

 

 

糖質制限ダイエットは減量効果と共に健康効果の科学的根拠がしっかりしている

糖質制限ダイエットは他のダイエット方法よりも痩せやすいという科学的な実験結果が出されたことがあります。最近は医療の世界のしがらみもあって、その危険性を訴える否定的な意見の方がよく目にしますが、健康効果もしっかり証明されています。

2007年に医学専門誌の「JIMA」に掲載された論文によると、311人の女性を4つのグループに分類し、それぞれ異なるダイエット方法を実践し1年後の変化を計測するというもの。4つの手法は、以下のとおり。上にいくほど糖質の割合が減り、下に行くほど糖質の割合が高くなります。

  1. 低炭水化物ダイエット(ほぼ糖質制限ダイエットと同じ)
  2. 1日の総摂取カロリーのうち、3大栄養素の内訳を脂質30%、タンパク質40%、炭水化物30%にする
  3. 食生活は高炭水化物で低脂肪、生活習慣全体をトータルケア
  4. 菜食中心の食生活で、脂質10%、タンパク質20%、炭水化物70%

実験の結果、減量効果が大きかったのは①→③→④→②の順でした。また、糖質制限では中性脂肪の減少、LDLコレステロールの減少を始め、心臓病リスクの低下、心筋梗塞、がんのリスク低下の可能性を示唆しています。

男性を対象にした別実験でも同様の結果

女性ではなく男性を対象に、糖質制限と他のダイエット方法2種の比較実験においても、最も良い結果を出したのは糖質制限ダイエットでした。この実験に関しては糖質制限の先駆者でもある江部康二著、腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」を御覧ください。

 

まとめ

糖質制限ダイエットでも痩せにくい場合は最低限のカロリー知識が必要であること。また、糖質制限ダイエットは様々な実験で減量効果と共に健康効果も確認されている方法であること。それぞれに長所短所はあるものの、取り組み安さでは糖質制限ダイエットの方が若干優勢といったところでしょうか。

 

 

大特集の目次ページはこちら

 


スポンサーリンク



Pocket
LINEで送る

Top