大特集の目次ページはこちら >> 糖質制限 << |
前回の記事に書いた通り、仕事や学校で昼食後に吸い込まれるようなひどい眠気、だるさに襲われる原因は血糖値にあります。糖質を摂取したことによる急激な血糖値の上昇と減少によって脳へエネルギーが供給されなくなるのです。
では、昼食後に毎回同じような症状に悩まなかればいけないのか?というと、そんなことはありません。昼食の取り方に幾つかのポイントがあるので、それを理解して実行するだけで全く違ってくるはずです。
目次
昼食のメニューに大量の炭水化物が中心の単品はご法度
デスクワークや会議、学校の授業など、昼食後に頭を開店させる必要がある場合、昼食に炭水化物大量のドカ食いはご法度です。炭水化物などの糖質は血糖値の調節を難しくしてしまい低血糖の状態を引き起こし眠気やダルさ、集中力の低下を招きます。間違っても、重要会議の前に「うどん大盛りにおにぎり」とか「大盛りパスタにピザ」なんて頼まないように!
昼食後でもしっかりと頭を回転させるためには糖質をできるだけ避けて、肉や魚などのタンパク質や脂質をメインに取るといいでしょう。できるだけおかずを多めする方がいいでしょう。定食を頼む場合は調味料に砂糖が含まれていないもの、煮魚や煮物などは避けてガッツリお肉を食べたほうが頭は働くはずです。
あるいは糖質制限食が多いコンビニ製品で昼食をやりくりしてみたり、自宅でセブン-イレブンのおかずを使った糖質制限弁当を作ってみるのもあり。
昼食後でも頭がを働かせるために気をつけたいつのこと
そんなにおかずを食べるなんて毎日できないよ!という人は定食がおすすめです。あるいは、以下に示した4つのことを意識するだけでも眠気は一気にましになるはずです。
食後の甘いお菓子は自殺行為
食事はそこそこ食べて、あとはお菓子なんてやっていると頭は一向に回転しません。食後であれ、砂糖たっぷりのチョコレートや甘いお菓子は控えましょう。甘いお菓子を食べた直後から血糖値が上がったり下がったりで眠気に襲われます。
炭水化物を食べる際は順番に気をつけて
定食やお弁当を食べる場合は、炭水化物をできるだけ後にまわしましょう。野菜や副菜、豆腐、卵などを先に食べて、その次にメイン料理、最後にごはんやパンです。基本はコース料理を食べる順番と同じなので、これを意識しましょう。詳しくは以下の記事で! >>糖質制限中の炭水化物は野菜から食べてその後に!食べる順番に気をつけよう
眠気がひどいからといって缶コーヒーを飲まない
眠気がひどいからと言って缶コーヒーを飲むのは逆効果。カフェインの効果は一瞬で過ぎ去り、あとは大量の砂糖による血糖値の乱高下が待っています。眠気覚ましに砂糖たっぷりの缶コーヒーを飲むと、余計に眠気が増しますから要注意です。 >>会社員よ聞け!眠気覚ましの缶コーヒーは逆効果だ
運動する際は炭水化物や糖質はOK
砂糖や炭水化物などの糖質を出来るだけ控えることを強調して書いてきましたが、あくまで「昼食後に頭をきちんと回転させる方法」という前提であることを忘れないで下さい。肉体労働者や激しい運動をするアスリートなどはきちんとエネルギーになる糖質をある程度摂取すべきです。
もし営業や外回りなどの体を動かす必要があるお仕事をされている場合は、昼食に炭水化物を多めに取るのも時には必要です。ラーメンがどうしても食べたい場合は午後に体を動かす予定があるときに食べるといいでしょう。 >>糖質過多でもOK!炭水化物を食べまくっても問題ない人
大特集の目次ページはこちら >> 糖質制限 << |