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共働きで貯金できない原因③ なんでもかんでもちょっと豪華にしがち
これも盲点。使うべきところと削るところのメリハリがなく、開きっぱなしの蛇口のように出費が止まらない。
- コンビニの100円コーヒーじゃなくスターバックス
- ユニクロは貧乏くさくて嫌だからユナイテッドアローズ
- せっかく旅行に行くなら豪華なホテルに
- 温泉行くなら客室露天風呂付のお部屋
- 王将やマクド、ファミレスに行かずカフェやちょっと豪華なディナーが好き
- どうせ家電を買うなら値段の高い良いものを
- 良いもの=値段が高いもの
- 疲れているので今日は外食が毎週ある
私たちは共働きで収入に余裕があるからと「ちょっと豪華にしよう」が毎日、毎週のように続いて結局お金が貯まらない。
自分や夫婦の価値観を話し合い、どこにお金を使いたいか、集中させたいかを決めるのが先決です。食費なのか、住居なのか、旅行なのか、どこにお金を思いっきり使い、その分どこを削るのかを明確にしないと、家計の蛇口は開きっぱなしです。
そこそこ高収入の人ほど見栄の消費が増えてしまい、豪華な生活をしている割に実は手元に全くお金がないという人は案外多いんだそうです。日ごろ豪華に暮らしているのに、さらに自分へのご褒美を買っちゃったり。
共働きで貯金できない原因④ 貯金をする為の仕組み作りが出来ていない
残った分は貯金とか、ボーナスは赤字の補てんとか、その場しのぎの家計管理しかできずにのらりくらりとやってきたタイプ。一応生活は成り立っているんだし、今は大丈夫と思っていても、その状態が永遠に続くことはありません。
先取りで貯金分を引き落としするか、財形貯蓄なのか、手動で口座を移動させるのか。貯金をしっかりできている各家庭は自分たちに合った「貯金をする為の仕組み作り」が出来上がっています。
特別出費が続いて、良い訳のように「先月が急な○○があって貯金できず、今月は○○があって、来月は○○、再来月は…」と臨時の出費が続いて貯金できないのもここに該当します。そもそも、そういう必要なお金はどこの家庭でも共通する出費なので、予め予算を組んで先読みしながらの貯金をしないといけません。
共働きで貯金できない原因⑤ 固定費が大きすぎる
車の維持費、車のローン、住宅ローン、家賃、通信費、保険などの固定費が明らかに負担になってる場合。固定費、特にローンの支払いは大きな負担です。漠然とした不安症のような性格で、とにかく不安なのでという理由だけで生命保険をかけすぎていたり。
住居や車はこだわりたい、という意向があり、それを別のところで調整して全体のバランスが取れているのなら全く問題ないのですが、削れるところがない上に浪費の固定費になっているのなら、見直しが必要です。
10円、20円の節約は頑張っても、他で使っていたら意味がない
専業主婦に多いそうですが、日ごろスーパーで10円、20円の節約は頑張っているのに、化粧品に1万円出すとか。頑張る所がそもそも的外れだったりします。共働き夫婦でも、節約節約!と頑張っていることが、そもそも節約になっているのかどうか、冷静に見極めてみてください。
共働き家庭で貯金できないのはマズイ!仕組み作りは1日にしてならず
私が読んだ家計管理の本では、「貯金は義務」とまで書いてありました。家計が苦しくてもしっかり貯金できている家庭はたくさんあります。共働きだと余裕もあってリッチに過ごすこともできますが、子供を今後出産する予定だったり、もうすでに育児をしているのなら、貯金できる時期は限られていることを認識しましょう。
DINKSという共働きの子供なしの時期は人生で一番の貯め時とも言われるので、そのタイミングを上手く逃さないよう、夫婦のライフプランを話し合って仕組み作りをしてみてください。最初から完璧は無理なので、数か月~半年かけて作るぐらいの余裕を持って試行錯誤していくといいと思いますよ。