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自分で用意する場合に格安スマホとして利用できるスマホ本体とは?
スマートフォン本体は格安スマホとして利用できるもの、出来ないものがあります。
日本で発売されているスマホはおおまかに分けると4種類、Docomoで購入したスマホ、auで購入したスマホ、SoftBankで購入したスマホ、SIMフリースマホ(詳細は後述)です。このうちSIMフリースマホは利用可能、Docomoはほとんど利用可能、auとSoftBankはごく一部だけ利用可能です。
ただしこの3社から購入したiphoneは(ほぼ)利用できません。
Docomo、SoftBank、suの大手3社で購入したスマートフォン
大手3社で購入したスマートフォンには、もちろんSIMカードが入っています。しかし、SoftBankのスマホにはSoftBankのSIMカード、DocomoのスマホにはDocomoのSIMカード、auのスマホにはauのSIMカードしか使うことが出来ません。
SIMロックスマホというのは、利用できるSIMカードを制限しているスマホのことで、大手3社から発売されているスマホは何らかの形でロックがかかっています。
このロックがかけられていない、自由に他社のSIMカードを入れることが出来るスマホ端末をSIMフリースマホと呼びます。どこのSIMカードでも利用できるのでSIMフリーです。逆に、大手3社で購入できるロックがかかったスマホのことをSIMロックスマホといいます。SIMカードのロックが掛けられているので、SIMロックスマホと呼びます。
NTTDocomoのスマホ
結論を先に言うと、Docomoで購入したiphone以外のスマートフォンであれば、他社のSIMカードの大半をそのまま利用することが出来ます。
なぜロックされているのに市販のSIMカードを使えるかというと、SIMカードを販売している業者の大半がNTT回線を借り受けているので、そのNTT系列の業者であればOKという訳です。(詳細は格安スマホのからくりをどうぞ) auなどの他社回線を使用するSIMカードは使えませんが、そもそもそういう業者はごく僅かです。
どうしても他社回線のSIMカードを使いたければ、有料(3,000円程度)でロックを解除してもらうこともできますが、わざわざSIMロックを解除しなくても、NTT系列の業者で十分です。
ちなみに、Docomoで購入したiphoneはSIMロックを解除することは出来ませんし、そのまま使う事もできません。自分でネットで調べて解除することも出来ますが、正規の方法ではないのであくまで自己責任です。
auのスマホ
結論は一部の機種で、「mineo」、「UQ mobile」というau系業者のSIMカードならそのまま使えます。ただし、対応機種はWikipediaのau ICカードの「機能制限を受けない機種」に記載されているものに限ります。
auで購入したiphoneはau系のSIMカードをそのまま出来る機種と出来ない機種があります。iphone6や6plusでOSがiOS 8、もしくはiOS 8.1では使えない、iphone5sだとiOS7.1.2では利用可能、ただしテザリングは不可など条件がかなり複雑です。(詳細はmineo公式サイトで)そのあたりを自分で理解して使える人でない限り、避けたほうがいいかもしれません。
SoftBankのスマホ
ごく一部の機種のみ有料でSIMロックが解除し、利用することができます。2014年2月現在ではたった4機種だけです。これら4機種以外では他社のSIMカードを入れて利用することは現状出来ません。
参考:SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクモバイルのご利用について確認する-SoftBank