目次
食費がかかり長期間続けるのはかなり根気がいる
糖質制限で最も分かりやすいデメリットです。食事の容易が大変で、食費がかかる。ついにはデメリットに負けてしまい、続けるのが面倒になってしまう、ということ。糖質制限食だと外食が結構難しいので自ずと自炊が増えます。長期間、自炊で糖質制限食を用意するのは結構根気がいるものです。
私は健康上やむを得ない緊急の理由がある場合を除いて長期間の極端な糖質制限は必要ないと思っています。だから、こういった特別な理由がある場合を除けばこれぐらいのデメリットがある方がちょうどいいのかな、とも思っています。
糖質制限反対運動は利権が絡む医療の黒い世界
炭水化物が人類を滅ぼすの著者が暴露した糖尿病学会による糖質制限ネガティブキャンペーンの実態です。結局、利権が絡んでいて糖質制限が流行ると自分たちの存在価値もなくなり、そして儲からなくなるのが嫌でこういう糖質制限の反対本を書いています。
「本当は怖い糖質制限」、「世にも恐ろしい糖質制限食ダイエット」など糖質制限に否定的な本も数冊読みましたが、レベルの低さに驚きました。高校生の感想文レベルで客観的根拠もなく論理も飛躍、とにかく内容がお粗末です。
反対するのはいいにしても、反対する根拠があまりにも幼稚なので結論ありきのネガティブキャンペーンは全く読む価値がありません。
糖質制限に反対する人の意見が出てきた場合は、その人が糖尿病治療の関係者かどうか、そしてその人が実際に糖質制限を行っているかどうか、引用しているデータが信用できるものかどうかを確認しましょう。
長期間の糖質制限の効果は実証されていないのは事実
糖尿病学会による批判の中には、たしかに一理あります。長期間の糖質制限、子どもやお年寄りの方など発育状態や年齢による違いとその効果は実証されていません。日頃から運動が多い人、肉体労働者などのエネルギー消費が多い人への効果も疑問です。
糖質制限は人を選ぶが、効果があるのは確か。一時的な手段として割り切ること!
詳細記事:
特定の状況下で糖質制限を行うのは賛成。そして、その問題が解決されてからは、その状態を維持するために食生活や生活習慣もシフトする。これが私が思う糖質制限に対する意見です。是正すべき問題とは、糖尿病治療、中性脂肪の減少、精神疾患への栄養療法、明らかな肥満などです。
糖質制限のための糖質制限、問題が解決しているのに無意味に続ける糖質制限、意味のない健康法の糖質制限は逆効果だと思っています。
なぜ糖質制限を行う必要があるのか?「○○を治すために行う」という明確な目的がある場合はしっかり取り組みましょう。確実に効果が出ますよ、しかし、「結構痩せてるんだけどもっと痩せたいから糖質制限」だと別の方法がいいです。
目的を明確に!糖質制限の為の糖質制限は無意味で効果なしで書いたように、糖質制限は目的達成の手段に過ぎないのです。万能健康法は、結局バランスの良い食事と適度な運動であるということを忘れないように!
大特集の目次ページはこちら >> 糖質制限 << |