私の場合、書籍にあるような糖質制限で人生がバラ色!!のような大きな変化は特にありませんでした。いいことづくめのように思える糖質制限ですが、私の場合はどちらかというと苦痛を伴うことの方が多かったように思います。
しかし、そんな中でも確かな効果は感じています。四か月という短い期間ではあるものの、私が感じた糖質制限の効果をご紹介します。
一番実感できた糖質制限の効果は食後の眠気
私が糖質制限を行って一番身近に、かつ大きな効果を感じたのは、食後の眠気がなくなったこと。それまでは朝食後に通勤電車で必ず一眠り、しかも吸い込まれるような眠気がありました。また昼食にうどんやパスタといった炭水化物のメニューを選ぶと、どうしてもその後に眠気が襲ってきました。
しかし、糖質制限を行ってからはこの食後の眠気がなく済んでいます。言い方を変えれば、糖質制限を行って以来、昼食に炭水化物ばかりとったときの眠気が強烈です。仕事中の昼食は絶対に炭水化物を減らすというのは今でも続いている習慣です。
糖質制限でこの眠気に関する症状が緩和したということは、血糖理の上昇が抑えられ、低血糖にならずに済んでいるからでしょう。
※糖質制限中に強烈で慢性的な眠気に襲われたことが一度ありましたが、これは糖質制限云々というよりももとの私の栄養状態が原因でした。
中性脂肪が下がる
糖質を摂取すると血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。そのインスリンが脂肪をため込んでしまうのですが、内臓脂肪になる場合もあれば中性脂肪になることもあります。皮下脂肪となってメタボになる人もいます。
私の場合は中性脂肪がどんどん蓄積されてしまいましたが、糖質を制限したことで数値は下がりました。目に見える脂肪がついて体重オーバーになっている人も、糖質制限をすることで体型はスマートになっていくでしょう。
どんどん体重が落ちていくので、油断していると落ちすぎてしまうことがあります。糖質制限は脂肪を落とすのには有効ですが、体型を維持する手段としては不向きです。この辺りは負荷のかけ方をご自分で調整する必要があるでしょう。
その他の効果は特に実感できず
糖質制限を行うと様々な効果があると書籍では紹介されています。たとえば、以下のようなものが代表的です。
- 体力がつく
- 小食になる
- メンタル面が充実
- 集中力アップ、脳の働きが増す
- 体がすっきりし倦怠感がなくなる
私の場合はこれらの効果は特に感じませんでした。小食になるとか、少量の食事で済むようになるということは自身の経験上信じられません。また、集中力や効率、脳の働きが増すのも明確な数値で比較はしていませんが、特に実感はなかったです。
メンタル面の充実も特に変化は感じず、むしろ空腹感と戦うために集中力が下がった、体力が落ちたとも思うほどです。
実際に体験してみないと分からないことが多いですが、人によって感じる効果も様々だということです。ここで言いたいのは、糖質制限の効果は様々あっても全員がその効果を対案できるとは限らない、ということです。このポイントは肝に銘じておきましょう。