花燃ゆ・第17話「最後の伝言」のあらすじとネタバレ/吉田松陰の最後

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大河ドラマ花燃ゆ、第17回「最後の伝言」のあらすじとネタバレです。前回の第16回「家族の肖像」の続き、放送日は4月26日。吉田寅次郎の最後です…。

 

 

大河ドラマ花燃ゆ・第17回「最後の伝言」のあらすじとネタバレ

吉田寅次郎が江戸伝馬町の牢に入れられてから数か月、寅次郎の罪について何ら一切情報を得ていなかった幕府役人に対し、取り調べの中で聞かれてもいないことをどんどんと話しては自分の境遇を悪くしていくのが第17回です。

主人公の井上真央演じる文以上に大河ドラマ花燃ゆの前半部分を引っ張ってきた伊勢谷友介演じる吉田寅次郎の最後です(悲)

 

 取り調べで罪を自白を続ける寅次郎と周囲の困惑

江戸の伝馬町に投獄された寅次郎。幕府は寅次郎の罪に関して一歳の情報を得ていないにも関わらず、寅次郎は自ら幕府老中・間部詮勝暗殺を計画していたことを白状する。至誠にして動かざるは未だ之あらざるなし。寅次郎の至誠と真心は真っ直ぐ過ぎる。純粋過ぎる。

事情を知った江戸の高杉晋作から知らせを受けた萩の面々は一同仰天。幕府が寅次郎の罪に関して一歳の情報を得ていないことに安堵しつつ、寅次郎をそのままにしておくわけにはいかぬ。一国の猶予もならぬと久坂玄瑞が江戸行きを焦るが、それを抑えて小田村伊之助が江戸に赴くことになった。

 

なんとしても井伊直弼に直談判したい寅次郎

今の日本の政(まつりごと)を取り仕切っているのは幕府大老・井伊直弼。その井伊直弼に自らの考えを示し、間違いを正したい。その一心で真っ直ぐ過ぎる純粋な心故に自分に不利なことまで白状する寅次郎。何が名でも、井伊直弼に会いたい。しかし、またしても失敗しようおしている。江戸にやってきた伊之助に、強気心を持った寅次郎も本音を漏らす。

「悔しい…悔しい…悔しい…!」

 

ついにやってきた井伊直弼との対面

三度目の取り調べ。明らかに周りの様子が違う。姿は見えないが、側に間違いなく誰かいる…。井伊直弼。井伊直弼がいる。そう確信した寅次郎はここぞとばかりに自身の考えをどんどんと話す。すると、1人の壮健な姿をした男が現れた。

「吉田寅次郎」

井伊直弼。ついに、寅次郎の思いの丈を述べる時がやってきた。国を混乱に陥れているのはお前たちではないか。いえ、我らは我らの思う一歩を踏み出し、国を救いたいと思うておるのみでございます。その一歩とは攘夷か?そうであるならば、今こそ国に力をつけるなければならぬ、たとえ異国の力を借りてでも。いえ違います、もはや此の国は一部の者たちの力だけではさせられぬところまでやってきており、バッm人が力を尽くさねばなりませぬ。

「許さぬ」

「もとより命など惜しんでおりませぬ」

一進一退の攻防は幕吏によって引き裂かれた。寅次郎は死罪を覚悟した。

 

寅次郎の最後と留魂録

江戸から戻った小田村伊之助が杉家を訪れた。悔しさで肩を震わせる伊之助が紐解いた風呂敷の中にあったのは、寅次郎が十二月二十七日早朝に託した留魂録、永訣の書、すずり、金子重輔の遺品のボタン、そして寅次郎の遺髪。

安政六年十二月二十七日、吉田寅次郎永眠。

 

【史実における安政の大獄での取り調べの詳細】

 

>> 第17話「最後の伝言」へ続く

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