大河ドラマ・花燃ゆ第16話「家族の肖像」のあらすじとネタバレ/江戸召喚

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大河ドラマ花燃ゆ、第16回「家族の肖像」のあらすじとネタバレです。前回の第15回「塾を守れ!」の続き、放送は4月19日。

 

 

花燃ゆ・第16回「家族の肖像」のあらすじとネタバレ

寅次郎の江戸行きが決定し、最後の出立までのいきさつと家族の苦悩を描く第16回。井伊直弼による安政の大獄で次々に処罰される人間が出ている中、幕府は吉田寅次郎を江戸へ送るよう要求。間鍋明勝暗殺計画が漏れたのか、それとも幕府を賊と言い切ったあの書物が漏れたのか、何の疑いで取り調べしようとしているのかは誰にもわからない。そんな中で、まるで最後のお別れをするかのように見送る家族の心中を描きます。

 

江戸行き前に寅次郎の肖像画を

いよいよ江戸に召喚されることになった寅次郎は、ひとつだけお願いがあると言い出した。自らの肖像画を、絵師の顔をもっていた塾生の亀太郎にお願いしたいという。野山獄へやってきた久坂や亀太郎の前で、最後のお別れにも似たような言葉を並べる寅次郎。しかし寅次郎の心の中では、まだ何か大きな秘め事を隠しているようであった。

亀太郎による肖像画と敏三郎の写真の秘密 ⇒ 亀太郎の吉田松陰肖像画の秘密

 

江戸行きは別れか?晴れ舞台か?

寅次郎にとって、江戸召喚が意味することは来るべき時が来たということだった。幕府に自らの考えを述べ、間違いを正す。幕府内の人間に、じかに、自分の考えを話す時がやってきたのだ、と。文や亀太郎など杉家の面々にとってみれば、まだ寅次郎が江戸で何か大きなことをしでかすのではないかと心配でならない。そこで、江戸へ赴く前に最後の1日だけでいいから、寅次郎を実家で過ごさせることは出来まいかと文と梅太郎は方々に根回しに入った。

江戸出立が翌日に決まった。伊之助と寅次郎の妹で伊之助の妻、寿の計らいで夜中までに戻ってくるという条件で寅次郎は出獄を許された。寅次郎の妹として、苦しみの中にいた寿と寅次郎の最後の会話。そして杉家に戻ってからは家族そろっての畑仕事、そして最愛の母、滝が背中を流す風呂。塾生が集まっての最後の講義…。寅次郎は最後の晩餐ならぬ、最後の自宅での時間を噛みしめるように過ごしていた。

松陰の家族・寿の詳細⇒ 杉寿の生涯…杉文の姉で小田村伊之助の妻

母滝と松陰の最後の詳細⇒ せわぁないの方言の意味と文と松陰の母・滝

 

至誠にして動かざるは未だ是非ざるなり

真心を持って尽くせば、ならぬことはない。寅次郎にとって、江戸へ行って自らの志を幕府の人間に訴えることほどの幸せはない。そうわかっていながら、やはり文の本音は寅次郎に生きてほしいということであった。その願いも届かず、やはり寅次郎は江戸生きとむしろ人生の晴れ舞台のように捉えている。私の志と考えをしっかりと幕府の人間に話、そして必ず生きて萩に戻ってくる。寅次郎はついに江戸へ旅立っていった。

⇒ 幕府大老・井伊直弼による安政の大獄と吉田松陰

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