Amazonレビューが酷い?サクラ・ステマの口コミを見破る方法

スポンサーリンク




Pocket
LINEで送る

2015年10月、CNNの報道によると米amazonが虚偽の口コミを掲載したとして1,000人のユーザーを提訴するというニュースが舞い込んできました。

アメリカではこのでっちあげの口コミ、いわゆるサクラレビューやステマ(ステルスマーケティング)を1つ5ドル(約600円)で販売していた業者が複数あり、それに頭を悩ませた米amazonが法的手段に出たとのこと。

これはアメリカの話なんで、日本のamazonは対象ではありません。しかし、日本でもよくありますよね。「明らかに販売側が意図的に乗せた高評価なレビュー」って。そこで、Amazonユーザーがよく目にする虚偽の口コミレビューを見破る方法を紹介したいと思います。

 

酷いAmazonレビューは氷山の一角か?サクラらステマの怪しいレビューかどうかを確認する3つの方法

繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝・min

必ず見破れる、というものではありませんが、一応頭に入れておくと「怪しいかどうか」は分かります。私がAmazonでレビューを参考にして購入するときは、だいたい3つの確認方法で怪しいかどうかをまず見ます。

これが当てはまれば全部怪しい!ステマだ!という訳ではないのですが、本当に信頼できるレビューかどうかを確認するには結構いい方法じゃないかな、と思っています。

 

確認方法1:Amazonで購入の文字があるがあるかどうか

繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝・(1)-vert-min

まずはこれ。いい口コミにしろ、悪い口コミにしろ、Amazonで実際に購入したユーザーの口コミなら「Amazonで購入」の太文字が表示されます。

ただ注意しておきたいのは、本でも生活雑貨でも家電でも、Amazon以外の場所で購入してきた人の口コミもある訳なので、この文字がないからと言ってすべてが嘘という訳ではありません。一応、「Amazonで買ったんだ」という参考程度のものです。

さらに、わざわざ信憑性を上げるために関係者が新しいアカウントを作って、Amazonから購入してレビューを書いているケースもあることは否定できませんからね。

 

確認方法2:他にレビューしている商品があるか?

これが結構重要です。

口コミやレビューをする人というのは、そもそもレビュー好きです。そのため、一つだけの商品をレビューするのではなくて、他にも色んな商品のレビューを書いている場合が多いですよね。

よっぽど気に入った商品のレビューを一つだけしたい、という場合もあるでしょうが、そういう場合はレビューから伝わってくる熱があります。なんとなくの当たり障りのないレビューなのに、☆5つほ高評価。それもその一つの商品だけしかレビューを書いていないというのは、どうも不自然です。

確認する方法は簡単。Amazonのレビューに表示される「投稿者」の名前をクリックすると、その投稿者が他にレビューしている商品が一覧で表示されます。例えば、とある商品で「Amazonで購入」の文字がない高評価レビューの投稿者を見ると、こんな風に一つの商品しかレビューしていません。

FireShot Capture 73 - Amazon.co.jp_ Amazon 繧ォ繧ケ繧ソ繝槭・縺輔s縺ョ繝励Ο繝輔ぅ繝シ繝ォ_ - http___www.amazon.co.jp_gp_pdp_pro-min

高評価レビューが多い商品だけど、一人ひとりの投稿者を確認していくとほとんどこのケースだったということが何度かありました。上の例のように「一つだけしかレビューしていない、しかもそれが無駄に高評価」という場合は注意が必要です。

 

確認方法3:発売直後に高評価レビューが集中して投稿されている

全部が全部不自然とは言いませんが、よほど注目されている商品でない限り、発売してすぐにレビューが集中投稿されるのは稀です。しかも発売直後についたレビューが全部が☆4つ以上というのは、黄色信号。レビューをつけた日付と発売日を確認しましょう。

ダウンロード (1)

最初は「良い商品なのかな」と思えるんですが、先ほど紹介した方法②で確認していくと、単一レビューばかりの投稿者が多く、これは怪しいというのがすぐにわかります。数か月~数年経過すると、結局高評価レビューと低評価レビューが混在するよくわからない結果になっている商品もたまに見ます。

しかも、商品の評価というのは時間が経過するにしたがって正しくなっていくので、最初は高評価連発でも、その反動で裏切られたユーザーが☆1つの低評価連発というのもよく見ます。

 

米amazonでは法的手段に出たが、日本では?

By: Claudio Toledo

ひょっとすると、これから日本でも同じような流れが来るかもしれません。amazonは長年虚偽の口コミに頭を悩ませていたそうですが、そもそも口コミにはこういう限界があるのは周知の事実です。

2015年4月に称賛レビューを販売した4社を提訴し、今回は個人投稿者1,000人以上を提訴したとのことなので、日本でも同じようなことをやっている業者は今後駆逐されていくかもしれませんね。

それに私たち消費者も虚偽の口コミかどうかを判別できる自分の目を養っておくことが必要になりそうです。

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク