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怒りっぽい人に対して「カルシウム不足」と揶揄するように、カルシウムが不足すると感情のコントロールが難しくなりカッとなり怒りっぽくなることがあります。また、それ以外にも自律神経の働きにも関わりがあったり、筋肉の収縮に関係性があるなど見逃せない栄養素です。
糖質制限を開始するとチーズをよく食べるようになるので露骨なカルシウム不足は少ないでしょうが、骨など人間の体を作る上でも重要な栄養素です。乳製品が苦手な人はチェックしておきましょう。
カルシウム不足の主な症状
- 怒りっぽい
- 待つのが苦手、とにかく気が短い
- 足がよくつる
- 乳製品が苦手
気が短く怒りっぽいという症状だけでなく、ちょっとしたことでイライラしたり小さなことが気になってしょうがないなど、神経過敏でとてもしんどい感情的な症状にも関係しています。
足がつりやすい人もカルシウム不足
意外に思いますが、足がつりやすいというのもカルシウム不足のサインです。カルシウムが不足すると夜寝ているときにこむら返りがあったり、ちょっとした運動でつってしまったり、筋肉の収縮がうまく行かなくなってしまいます。
カルシウムが豊富なのは乳製品と小魚
骨を強くするカルシウムということで一般の知名度も高いでしょう。カルシウムは主に牛乳、乳製品とししゃも、いわし、煮干しなどの小魚に多く含まれています。野菜で言うとモロヘイヤ、小松菜、ひじきなどにも多いです。
糖質制限中はチーズや無糖ヨーグルト、ナッツに含まれるアーモンドなどで鉄分が補充されますが、乳製品が苦手な人は意識的に増やしたほうが良さそうです。間食事にお酒のつまみになるような小魚や煮干し、ナッツなどはカルシウム補充に最適。食事のメニューにも砂糖が多く使われていないひじき、ししゃもなど上手に組み合わせるといいでしょう。
日本人は慢性的にカルシウム不足
これも個人的に意外だったのですが、カルシウムは日本人にとって最も不足している栄養素だそう。最初に聞いたときは信じられなかったのですが、確かに周囲を見回すとやたら乳製品を苦手にしている人がいたり、もともと必要な摂取量に届いていない場合が多いのでしょう。
お酢と一緒に摂取すると吸収率UP
カルシウムの吸収率は乳製品が最もよく、次いで小魚、最後に野菜です。乳製品が苦手な人の場合は、小魚にお酢やレモンをふりかけて食べるとより吸収率がよくなります。糖質制限では魚を食べる機会も多くなりますし、鉄分の吸収率をあげるためにもレモン汁を用意しておくと良いでしょう。
私が糖質制限をしていたときもよくレモン汁を肉料理や魚料理にかけていました。それがどの程度効果があったかはわかりませんが、何事もやらないよりはマシです。
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