Niftyが運営する格安SIMのNifMOは2月1日から4GB、7GBのプランとSMS付きプランの料金を値下げすると発表しました。特別料金が安いわけでもなく、速度がものすごく早いわけでもない、何かNifMOというと独自の強みや他の格安SIMにない、魅力的な売りがないというイメージが個人的にはあります。今回の値下げで安さで勝負するのかと思いきや、新料金と他のMVNOとを見比べてみると、値下げしてもそれほど安い訳でもないという、中途半端な印象です。
NifMoの値下げ後の新しい料金プランの概要
今回発表されたNifMOの値下げの概要は以下のようになっています。この他にもセット割で変更項目がありますが、大半の人は格安SIM単体で購入することが多いと思いますので、ここでは割愛します。
- 4GB: 2,500円→1,600円
- 7GB: 3,500円→2,800円
- SMS: 250円→150円
ニフティ、2月1日(日)にMVNOサービス「NifMo」利用料金の改定と、「機器セット割」「@nifty接続サービス セット割」の提供を開始
2GBプランの900円は料金そのまま、4GBと7GBで料金を大きく値下げしてきました。これだけ見ると、非常に得をしたような、何かすごく安くなった印象を受けるのですが、他のMVNOと比較してみると、値下げした料金でも安いという印象はほとんどありません。
他のMVNOと今回のNifMoの料金を比較してみる
OCNでは1日○○MBなど日割りで計算されるプランも多く、どちらかというとそちらのイメージが強いのですが、一応2GBプランと7GBも用意されています。OCNの2GBは(データ専用で)1,100円でNifMOより500円割安、7GBは1,800円でNifMoより1,000円も割安です。
DMMモバイルと比較するとNifMoの方が安いですし、確かに今回の値下げで選択肢の一つにはなり得るのかな、と思います。ただ、安さで訴求するにはなんとも中途半端、という印象は(個人的には)残ります。
と、言いつつNifMoのSIMは既に買ってある
今はDMMモバイルのSIMを入れて使っているのですが、以前はNifMoが新登場した時に勢いでポチってしまったものが家に残っています(笑)DMMではプランの変更が出来ませんし、NifMoの速度やSIMの使い心地が悪いという評判もあまり聞きません。まぁ使っている人が少ないだけかもしれませんが、1回はノリで使ってみるかぐらいの軽い気持ちでポチったのがあるので、これから使ってみようかと思います。