社会人にもなって本を一切読まない人がいます。本はおろか、新聞も読まない。とにかく活字が嫌いと豪語し、そのくせスマホで2ちゃんまとめを見てはニヤニヤ笑う。そんな人になっていませんか?大人の読書嫌いは人生の損失です。古今東西、様々な人の意見や考えに触れることは人生をより豊かにし、時に仕事の悩みを解決させ時に人生にとって重要な決断をする助けになってくれます。今回は大人の読書嫌いを克服するため、まずは読書が嫌い、本を読むのが嫌いだと感じる原因とその理由について迫ります。
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたは本を読みたくなるはずです。そして、きっと読書嫌いがそれほど大きな問題ではなかったことに気付くはずです。読書嫌いを自覚し、しかもそれを克服したいという意識がある人はほんのささいなきっかけだけで一気に読書好きに変貌する可能性があります。
実際に私はここに書いてあることを実践してきた結果、大学入学頃から徐々に本を手に取るようになり、今では無類の読書好きになりました。本を読むスピードもどんどん早くなり、読解力はもちろん、様々な知識を得られるようになり、今では本無しの生活は考えられないぐらいです。カフェでコーヒーを飲みながら優雅に過ごす時間、川のほとりで水がながれる音と緑の中で楽しむ読書の時間は私にとってなによりのご褒美。あなたもきっとそんな優雅な時間を手に入れられます。
目次
読書嫌いには必ず原因と理由がある
読書嫌いには必ず原因と理由がある。その原因から読書が嫌いになる理由(結果)に発展していく。なぜ本を読むのが苦痛なのか、まずはその原因を把握しよう。ここをしっかり理解すると、後は対策を立てるだけだ。何も難しくはないので、下にある読書嫌いになる3つの原因を気軽に読み進めて欲しい。読書が嫌いになる原因は主に以下の3つだ。おおよそ、この3つに分類され、ほとんどの人は3つ全てに心あたりがあるはずだ。
原因その①:書いてあることに興味が無い
そもそも本の内容に興味が無い。読書嫌いの人が無理に本を読もうとすると、いきなり難易度の高い本を選んでしまったり、自分はあまり興味が無いのに他人に薦められたという理由で本を手にする。自分が興味関心を持てない本を読もうとすると苦痛に感じるのは当然のことだ。
原因その②:集中力が続かない
本を読み進めていても、すぐに飽きてしまう。数行、数ページ読むだけで一苦労。だから本を読んでいても全然進まず、内容は頭に入ってこず、最初の方に書いてあったことは記憶の遥か彼方へ行ってしまい、連続性のある読書ができない。
原因その③:読みたくないのに読もうとする
原因その①と似ているが、読まなければいけないという状態で読もうとしている。学校や職場の課題で読まなければいけない場合、ほとんどの場合その本に興味が無い。課題の場合は仕方ないが、本を読むのは「読みたい」から読むのであり、「読まないといけない」から読むのではない。この強制感のある読書ばかりしていると、大抵の場合本が嫌いになる。
読書嫌いの人が本を読むのが嫌になる3つの理由
さきほどの「読書嫌いになる3つ原因」の結果どうなるか、という部分にフォーカスしてみよう。本を読むのが嫌いな人は、先ほどの3つの原因の結果このような状態になり、以下の様な思いを抱く。
書いてあることが頭に入ってこないだよね
何度も同じ所を読んだり、本を開いても全然前に進まない。無理やり進めようとしても全く頭に残らない。もう嫌!という状態。
映像と音楽はわかりやすくて好きなのに!
文字だけの本を読むより、映像とか音楽の方がわかりやすいじゃん!と自分の感性を訴える。読書嫌いは文字と映像、あるいは音楽という別のもので感性を補っているので問題はないという主張。
本を読むとすぐに眠くなる
本を開くのは睡眠薬と同じになってしまう。興味が無い本や小難しい本を選んでしまった場合以外にも、読書嫌いが進むとこのような状態になり、ますます本から遠ざかってしまう。