なぜ楽天カードの審査基準は低く緩いのか?の理由を考察

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 なぜ楽天カードの審査は緩く審査基準が低いのか

楽天のロゴ

「♫楽天カードマーン♪」というCMでお馴染みの楽天カードですが、他のクレジットカードに比べてその審査はもっぱら緩いという評判です。学生や主婦はもちろん、収入が少ない人やニートであっても審査に通るのではないか、と真偽のほどはともかく、審査の緩さは確かなようです。

最初に結論を言うと、(私の考えですが)楽天カードの審査が緩い理由は2つ。一つはカードホルダーを増やすことが最優先事項であること、2つ目が貸し倒れのリスクを他の事業の利益でカバーできるという点ではないかと思っています。では順に説明していきましょう。

 

 

クレジットカードの発行に審査が必要な訳

そもそもなぜクレジットカードを作るのに審査があるかといえば、この人はきちんとした支払い能力があるのかどうかを確認するためです。カードを使って買い物をすると、一時的に支払いをカード会社が買い物をしたお店(または企業)に建て替えをし、後にカード利用者に請求が行くことになります。

したがって、カード利用者が買い物をした後に支払いが出来ない自体になってしまった場合、あるいはカードローンでお金を借りておきながら返済義務を果たせない場合は貸倒し(すなわち貸したお金が返ってこない)という由々しき事態になってしまいます。

こういった貸し倒れのリスクを少しでも軽減するために、クレジットカード会社は申込者を審査し、自社の審査基準に照らし合わせてカードを発行するかどうかを最終的に判断します。

 

クレジットカードの審査が緩い会社と厳しい会社の違い

 シャーペンと会議資料の写真

各クレジットカードによって審査基準というのは違います。全く同じ条件であってもAというカードの審査には通過したのにBというカードでは審査落ちすることがあります。各カード会社の審査基準が一般に公になることはありませんし、審査に落ちたとしてもカード会社が申込者に対してその理由を説明する義務も(法律上)ありません。

しかし、各カード会社の方針や会員獲得の目標発行枚数も同様に違います。Aというカード会社ではとにかくカードホルダーを増やすことを最優先にしている場合、多少審査が緩くなるでしょうし、逆にごく限られた条件に合致する選ばれた人にしか発行したくないカード会社の場合は審査基準は厳しくなるでしょう。

そのため、各カード会社の方針の違い、どんな人にカードを持って欲しいのかという顧客(他ターゲット)の違いによって審査基準も緩くなったり、厳しくなったりします。

 

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