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糖質制限を行うと、特に最初は体が慣れず空腹感も強いので精神的にも肉体的にも疲労が溜まります。徐々に体が慣れていくとは思いますが、一ヶ月程度経過した段階、もしくは数ヶ月経過した段階で明らかに疲れやすいという自覚症状がある場合は要注意です。糖質制限のやり方そのものを見直すきっかけにしましょう。
疲れやすい原因はカロリー不足
ダイエット中にカロリー不足と言われると不思議に思われるかもしれませんが、要は自分の活動量に対して食事から摂取するエネルギーが明らかに不足しています。「摂取エネルギー<消費エネルギー」の図式を作るのはダイエットの基本ですが、そのバランスが明らかに悪く消費するエネルギーが多すぎて体がついていっていないことが予想されます。
卵や肉料理などタンパク質を多めにするか、あるいは少量のご飯(あるいは雑穀米や玄米)を食事の最後に食べるといいでしょう。順調に体重が減っているのであれば、一気に落とさずとも継続すれば脂肪はそのまま落ちていくはずです。
体重が落ちていないのに疲れやすい時は
この場合は標準体重に近いにも関わらず負荷をかけすぎた糖質制限をしていませんか?脂肪はそれほど付いていないし、どちらかというと標準体型に近い。そういう人が強い負荷をかける糖質制限をすると体が疲れやすくなります。糖質制限ダイエットや低炭水化物ダイエットは標準体重から遠い人ほど効果が出やすく、標準体重に近い人ほど効果が現れにくくなります。
ダイエットではなく、糖尿病の治療、痩せ型であっても中性脂肪が高い人、低血糖症の治療の一環で糖質制限を実施している場合は、かかりつけの医師と相談しながら負荷のかけ方を見直すといいでしょう。
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