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糖質制限を行う目的は人それぞれでしょう。糖尿病の治療の一環で行う場合もあれば、ダイエット、うつ病や新型うつ、パニック障害、適応障害などの精神疾患に対する栄養療法としても糖質制限は一般的です。しかし、糖質制限を行っていると当初の目的を忘れ、糖質制限を行う意味合いが当初とは違ったものになることがあります。4ヶ月ほどですが、糖質制限を行ってきた私が思う重要なポイントを紹介します。
糖質制限は目標を達成するための手段に過ぎない
まず大原則として、糖質制限は手段であって目的ではありません。中性脂肪が高い、内蔵脂肪を落としたい、お腹についた贅肉を落としたい、ダイエットしたい、健康状態を改めたい…。これらの目的があって、その理想となる状態を手に入れるために糖質制限を行うのです。
現在の体の状態が良くないので、それを改めるために行うのが糖質制限です。なぜこんなことを言うかというと、とにかく炭水化物を抜けばいい、とにかく糖質を一切食べなければ健康に良いと安易に、そして時には盲目的に捉えてしまい、糖質制限を行うことで健康状態を悪化させてしまう人もいます。つまり物凄く極端なのです。
健康に「○○さえすればいい」は存在しない
これを言っては元も子もありませんが、健康にいいのは規則正しい生活とバランスのとれた食事、そして運動です。糖質制限が注目されるようになったからといって、炭水化物を食べなければ健康にいいと安易に考えるのは本当に危険。「糖質制限は健康にいいから、糖質を一切排除しとけば問題ない」なんてことは一切ありません。糖質制限はあくまで手段の一つです。
理想となる状態になれたら後にどうするか?糖質制限を続けるのか?
大なり小なり自分の体に問題があり、それを糖質制限によって正すことができたらそれでOKです。その後はその状態をキープするために、食事を変えたり運動をしてみたりしてみてください。糖質制限に成功したら、その後は成功した状態をキープする方法にシフトすべきです。
極端な糖質制限を続けるのは無意味ですし、糖質制限のための糖質制限に何の効果を期待するのでしょう?十分痩せているのに、もっともっとと欲張って糖質制限で痩せないなんて!そんな状態では何日待っても糖質制限の効果は出ません。糖質制限は手段の一つにすぎないということを頭にれておきましょう。
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