具体的にどの機種でどんなCPUが搭載されているのか確認してみよう
ではここまで紹介してきたCPUについて、具体的な機種はどのようなCPUを搭載しているのか確認してみましょう。まずはiphoneから。iphone5→ipnohe5s→iphone6と進化を続けてきましたが、それぞれに搭載してきたCPUも微妙に変化してきています。
- iphone5のCPU : Apple A6、デュアルコア,1.3 GHz
- iphone5sのCPU : Apple A7、デュアルコア 1.3GHz
- iphone6のCPU : Apple A8、デュアルコア 1.4GHz
Apple A6からA8という名前がついていますが、その変化と優劣の詳細はともかく、先ほど説明した目安で言うとデュアルコアで1.3~1.4GHzというクロック周波数です。
ハイスペック機種はさすがのCPU!?
続いてはSonyから2014年冬のモデルとして発売されているハイスペック機種のXperia Z3など5機種。上にいくほど価格が高く、下に行けばいくほど価格が安い機種です。一番下に記載しているHuaweiのAscend G620Sは2万3,000円ほどの価格です。「、(カンマ)」の前に記載しているのがCPUの名前と型番、その後がクロック周波数とコア数を記載しました。
- Sony Xperia Z3 : 2.5GHz クアッドコア
- Google Nexus6 : QualcommSnapdragon 805 APQ8084、2.7GHz クアッドコア
- Google Nexus5 : QualcommSnapdragon 800 MSM8974、2.26GHz クアッドコア
- Asus Zenfone5 : Qualcomm Snapdragon400 MSM8926、 1.2GHz クアッドコア
- Huawei Ascend G620s :Qualcomm MSM8916、1.2GHzクアッドコア
こうしてみてみるとSONYのXperiaとGoogleのNexus6は価格が高くハイスペック機種というだけあって、さすがのCPUです。コストパフォーマンスに優れ格安スマホの主役になりつつあるASUSのZenFone5はクロック周波数はそれほど高くなくてもコア数が4つになっています。
スマートフォンのスペックの見方は1回覚えてしまえば後は難しくない
事細かく、深く理解しようとすると難しいですが、一般の消費者がそこまでの知識を無理に修得する必要もないと思います。基本的なスペックの見方は目安だけ理解しておいて、ハイスペック機種とローモデルの比較をしながら感覚をつかんでいき、実機を触って確認してみるというのが最も理解しやすい方法だと思います。
ここで紹介した知識をもとにして、自分の求めるスマーフォン端末を比較検討してみてください。