格安SIMカードを入れた格安スマホではおおまかに2種類に別れると思います。音声通話付きと、音声通話がないデータ通信のみのプランです。スマホに携帯電話の番号がないってどういうこと!?と思うかもしれませんが、050~の番号を使ったIP電話を使った通話アプリを使うことで電話番号を貰うことが出来ます。
IP電話の通話アプリの詳細については後述しますが、IP電話のみを使う場合には注意点があります。しかも決して見逃すことが出来ない、最大の欠点があるのでそれをまず紹介します。
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データ通信のみの格安SIMでIP電話を使う場合は緊急通報に繋がらない
緊急通報、緊急通話とも言われますが、要は「110番」、「119番」への通報です。IP電話からはこの緊急通報に繋がりません(2014年11月現在)。これはIP電話最大の欠点となっていて、もし何かあったら、もし緊急事態が起きたとき、110番や119番へ通報できないというのは見逃せない欠点です。
データ通信のみの格安SIM・音声通話付きの格安SIM
格安スマホには2種類あって、データ通信のみのものと音声通話付きのものがあります。あまり詳しくないって人のためにこの2種類についても詳しく紹介します。
音声通話付き格安SIMカード
このプラン内容の格安SIMを使う場合、090/080~の番号がご自身のスマホに付与されます。今現在ソフトバンクやau、ドコモのキャリアと契約したスマホをお使いの場合は、MNP((Mobile Number Portability=携帯電話番号ポータビリティ)を使用することで以前と同じ番号を使用することが出来ます。
格安SIMを入れたスマホであっても、緊急通報はもちろん、普通の電話も出来ます。ただし、データ通信のみのプランと比べて、一般的には月額費用が高くなります。(プランの内容によって前後しますが…)
データ通信のみの格安SIMカード
簡単に言うと、ネット使用のみのプランです。お使いのスマホには携帯電話番号は付与されず、ネット使用のみの目的で使うプランです。080/090~の番号はありません。ただし、このデータ通信プランであってもIP電話の通話アプリを使用することで通話することが可能になります。普通の一般通話とは違って、ネット回線を使用した通話です。
IP電話アプリは050plusなどがあって、そのアプリを使用することで050~の携帯電話番号が貰えます。これでLINEで繋がっていない人や、役所、美容室など用事があった時に電話をすることが可能になりますし、自分の050~の番号に電話をしておらって着信することも可能になりますし、おまけに通話料も安く済みます。