宮沢りえさんが主演、11月公開予定の映画「紙の月」。この映画では銀行の横領事件が発覚前後にタイに逃亡し、現地で過ごすシーンが有ります。NHKでドラマ化された際にも現地で撮影が行われた模様です。
映画版の紙の月のタイで行われたロケ地と撮影情報を見ると、ちょうどクランクアップが現地で行われたようです。
原作版・紙の月に登場したタイの都市
原作小説に登場したタイの都市は主にバンコクとチェンマイの2つです。作品最後の結末部分ではラオスとの国境付近の町、チェンコンが舞台になっており、そこで主人公梨花の描写は終わっています。
ちなみに、ドラマでも原作小説でも、作品の最初と最後はタイでのシーンでした。なので映画の方でもおそらく同じで、タイのシーンに始まりタイの国境付近のシーンで終わるのではないかと思います。
バンコクで登場するバックパッカーの巣窟・カオサン
映画紙の月のクランクアップを伝えるニュースでは、タイですべての撮影を終えた宮沢りえさんの写真が掲載されています。(以下に引用)
この写真を見ていると、おそらく原作にも登場するカオサン通りではないかと思います。なんせ、私もタイのバンコクにあるカオサンに行ったことがあるのですが、なんとなくカオサンと雰囲気が似通っています。
以下に掲載しているのは私がカオサンを訪れた時の写真です。夜に撮影した写真なので、ちょっとわかりにくいですが、なんとなく雰囲気が似ているのがわかると思います。
引用した宮沢りえさんの写真の場所がカオサンかどうかは正直明言できませんが、おそらくカオサン周辺での撮影が行われたのではないかと思います。(映画が公開されて実際に見てみないとわかりませんが…。)
カオサンという街は世界中から旅行者が集まり、安宿が集結する歓楽街です。日本人観光客も多く、旅行会社や飲食店、飲み屋や屋台などがそこら中にあります。紙の月では日本人の男性旅行者と話をする機会もあったので、そのシーンはタイで撮影されたのではないでしょうか。