ととねえちゃん/三女の末っ子・小橋美子のモデル大橋芳子

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NHK朝ドラの「とと姉ちゃん」に登場する常子の妹、小橋美子(よしこ)は大橋芳子(よしこ)さんがモデル。ドラマも史実も、よしこさん。史実通りドラマでも3姉妹の末っ子です。ドラマでは杉咲花さんがこの役を演じます。

ドラマの前半では可愛らしい末っ子としてのシーンが多いですが、後半では常子(鎭子)が立ち上げた出版社に入社し、姉と同じく編集者の道に進みます。史実とドラマ、その違いなどをふまえつつ、ドラマの予備知識をご紹介しましょう。

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ととねえちゃん・3女末っ子、よっちゃんこと美子のモデル、大橋芳子さん

大橋鎮子、晴子、芳子の3姉妹の写真

右から鎭子、芳子、晴子。暮しの手帖別冊「しずこさん」P76より

姉の鎭子、晴子を持つ3姉妹の末っ子が大橋芳子さんです。姉が立ち上げた出版社に21歳で入社し編集者の道に進みます。色々な書籍を読んでいくと、性格は「せっかちで粘り強く、よく気がまわり、待ち合わせには事前に到着しておくタイプ」といろんな表現がなされています(笑)

せっかちな性格のせいか、仕事は早く正確。原稿チェックや編集費用の管理などを担当。あの三島由紀夫に現行を依頼し、来ていたワンピースを褒められるという逸話もあるとか…。さらに、気難しい正確の花森安治の助手として地方取材に赴くこともあったそう。

これらのエピソードはしずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)という暮しの手帖社が出した別冊の雑誌に掲載されているもの。内部の人間にしか知り得ない逸話をはじめ、貴重な写真も豊富で見応え充分でした。

また、この雑誌には芳子さんの逸話としてこんな興味深い話も掲載されていました。

 

仕事が早い反面、せっかちでもあり、炊飯器の「商品テスト」でタイマーより2分早く炊き上がってしまう商品があったとき、編集部員はそれに「芳子さん」とあだ名をつけたという逸話もあります。

しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)」 P78より引用

 

ヒドイw

 

大橋芳子さんがモデルの小橋美子を演じる杉咲花さん

朝ドラガイドブックには杉咲花さんのインタビューが掲載されています。

末っ子ということもあって、撮影は1人遅れての参加だったそうで、人見知りの性格もあり不安いっぱいだったとか。ただ、二人の姉をはじめ、家族、スタッフに優しく迎え入れられて打ち解けていく様子が見て取れます。

先輩二人に対して、家族になるから敬語を使わず話したいとの申し出に快く応じてくれ、ドラマの中でも外でも一つの家族が出来上がっていくのが朝ドラの魅力。役のモデルになっている大橋美子さんは服飾関係の記事のモデルも務めていますから、今後そういうシーンが出てくるかも。

 

末っ子らしく空気をよく読み、編集者ながら名補佐役として活躍

末っ子は空気を読むと言われますが、(わがままになるって話もあるけどw)美子さんは編集者として、姉の鎭子と花森安治の穴埋め的な仕事をよくしていたことが伝わってきます。二人の仕事をよく支え、補い、仕事に邁進しました。

暮しの手帖の中にあるエプロンメモというコーナーは姉の鎭子さんから受け継いだもの。当初はなかなか企画が通らなかったそうですが、連載を2冊の単行本にまとめるなどの実績を残しています。

姉の鎭子同様、編集者としての人生を生き、生涯独身を貫きました。

 

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