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昼食後の仕事はいつだってに襲われるものです。しかし、お昼も食べたし、さぁ頑張ろう!と思っていた矢先、吸い込まれるような、ひどい眠気に襲われているのなら話は別です。このような急激で耐え難いほどの強い眠気の原因は病気でもなければ、寝不足でもありません。眠気の正体は血糖値にあるのです。
血糖値が上がり下がりすることが眠気の原因
血糖値?と不思議に思うかもしれませんが、眠気の正体は血糖値が急激に下がった時に起こる「低血糖症」の症状です。詳しく説明すると、炭水化物や砂糖などが豊富に含まれる糖質が多い食品を食べると、体の中で血糖値が急上昇します。すると膵臓からインスリンというホルモンが出され、急激に上がった血糖値をなんとか下げさそうとします。その結果血糖値は下がるのですが、今度は下がりすぎ血糖値が足りなくなるのです。
血糖値が下がると脳みそへエネルギーが供給できなくなる
人間の脳はブドウ糖をエネルギーにして活動しています。血糖値が下がるとこのブドウ糖が脳へ供給されなくなり、その結果脳は全く働かず体はどんどん眠気とだるさに襲われてしまうのです。ひどい場合には下がりすぎた血糖値を緊急事態だと錯覚した体は、また血糖値上げなければいけないとアドレナリンやノルアルドレナリンというホルモンを分泌します。
アドレナリンが分泌されすぎてしまうと、今度はイライラや怒りといった攻撃的な感情が脳を支配し、ノルアルドレナリンが多くなると悲しみや不安など情緒不安定な感情に支配されてしまうのです。血糖値の急激な乱高下によって体は振り回され、自身のコントロールが効かなくなってしまいます。
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昼食後にひどい眠気を感じる人は昼食のメニューが悪い
詳しい内容は次の記事に譲りますが、血糖値が乱高下する原因は糖質です。つまり、昼食にラーメンや牛丼大盛り、カレー、大盛りのごはんなど炭水化物をドカ食いしてしまうとこのよう血糖値の異常を引き起こします。
昼食後の急激な眠気、だるさ、著しいほどの集中力の低下に心当たりがある場合は、まず昼食のメニューを変えましょう。そして出来るだけ砂糖が入った甘いもの、炭水化物を控えるだけで効果が出てくるはずです。
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