LTEと3Gの対応周波数を確認
注目するポイントは「4G LTE」と「3G(W-CDMA)」の2つです。3GのところはW-CDMAやUMTSという言葉で書かれている場合がありますが、これは3G回線のことだと思って下さい。細かい知識は解説は後回しです。
LTE対応バンドはこの数字をチェック
まずLTEですが、Band1、Band19があればOKです。さらにBand3と21があれば最高ですが、別になくても構いません。とりあえずBand1と19が両方あるかどうかをチェックし、あればOKです。もしなかった場合は、そのスマホを日本国内で使用することをあまりお勧めはしないです。
※BandではなくB1やB19と表記してあるケースが有りますが、意味は同じです
3G(W-CDMA、UMTS)の数字をチェック
Band1が絶対、Band6か19のうちどちらかあればOKです。さらに9があれば完璧です。もし9がなかったとしても、とりあえずBand1+6か19のうち一つあればOKだと思います。また、別の表記で800、850という書き方をしている際には下記の表を見て確認して下さい。
- Band1 = 2GHz 、2.1GHz、2000MHz、2100MHz
- Band6 =800MHz
- Band9 =1.7GHz、1.8GHz
- Band19 =800MHz
スマートフォンの対応周波数とはそもそも何か?
チェックポイントを先に明記しましたが、ここからは概要や基礎知識について解説していきます。これらを読むことでより深い理解が出来ると思いますので、一つ一つわかりやすく解説していきますね。
そもそもdocomo、SoftBank、auといった携帯電話会社は使用できる電波の周波数がそれぞれに違います。スマートフォンを作っているメーカーはこれら各携帯電話会社で利用できる周波数に合わせてそれぞれにスマートフォンを開発、製造しているという背景があります。
そのため各スマートフォン端末は対応周波数を複数の周波数に対応させており、その対応数が多ければ多いほど快適な電波状況の中で使用できるようになります。逆に対応している周波数が少なければ少ないほど電波が入りにくくなり、電波が圏外になるという訳です。