冷蔵庫などの白物家電は大幅な技術革新は見込めず、モデルチェンジが行われてもそれほど性能に大きな差は生まれない商品だと言われています。それゆえ、冷蔵庫を買うには型落ちのモデルでも十分最新の性能が備わっており、どうせ安く買うなら一つ古いモデルを狙って買うのがセオリーだと言われています。
今回は冷蔵庫を安く買うために、型落ちモデルが実際に安くなる買い時の時期と、実際に値段がどれだけ安くなっているのかを価格推移をもとに検証していきます。
やはり冷蔵庫の買い時・狙い時期は新モデル発表後
洗濯機もそうですが、やはり白物家電は新モデルの発表と発売後が最も値崩れしやすい時期です。大手メーカーの新モデルは秋口に発売されるケースが多く、9月下旬~10月頃が買い時とされています。(しかし、その後の価格調査の結果値段が急上昇するのもこの時期だったことが判明)
確かに、SHARP、三菱電機、日立などの製品は7月~8月に発表されるケースが多く、発売時期は早いもので8月か9月、遅いものでは10月か11月の秋口に集中しています。また、パナソニックや東芝の買い時は難しく、2月下旬に新商品を投入してくるケースもあります。年度によって多少時期は前後しますので、新モデル発表のニュースに敏感になっておいたほうが良さそうです。
量販店での購入は交渉を優位に進めよう
量販店での購入をお考えの場合は、土日に行くのがおすすめ。ネット通販では週明け~水曜日ごろに値段が下がり、週末に値段が上がる傾向にありますが、店頭では土日を狙って値段を安く設定してきます。また、日曜日の夕方~閉店間際あたりを狙うと、店員さんの予算達成に向けた焦りなどもあり、価格が下がりやすいという裏技もあります。あまり露骨にやると嫌われますが、交渉のカードとしては把握しておいたほうが優位に進められそうです。