au、docomo、SoftBankの中古スマホ・ガラケー携帯の赤ロムとは

|更新:

スポンサーリンク




Pocket
LINEで送る

 中古で使用できる携帯電話端末からSIMカードを抜いた状態のものを白ロムと言いますが、同じ中古でありながら不正行為によって利用制限された不良端末のことを赤ロムといいます。中古の白ロム(スマートフォン、ガラケー共に)を購入する場合は、とにかく赤ロムを掴まないことが大切です。

赤ロムを中古で購入してしまうと、ショップに持って行っても回収されるだけで新しい端末はもらえません。また、お金も戻ってこない事が多い(保証が付いている場合は別)ので、この赤ロムについてはきっちり理解しておく必要があります。

 

 

au、docomoSoftBankの中古が使えない!その正体、「赤ロム」とは

赤ロム

赤ロムとは、以前の所有者が端末の分割払いの料金、割賦代金を未納の状態のまま中古ショップに売ってしまったり、補償サービスなどを悪用したりしたことで利用を制限された中古のスマートフォンやガラケー携帯のことを言います。まぁ簡単に言うと、以前の所有者が不正を行ったが為に利用できない不良端末のことです。

赤ロムの端末は通話はもちろん、インターネットも使用することが出来ず、スマホやガラケーとして何の価値もない商品です。この赤ロムが中古ショップに出回っており、運が悪ければこういった不良品を掴まされることがあるのです。また、一度赤ロム状態になってしまうと解除が難しいため、どうすることも出来ないお手上げ状態になってしまいます。

 

赤ロムという言葉の由来

赤ロムの対義語は白ロムといって、正常に動作する端末のことです。対して赤ロムというのは、画面に表示されるアンテナの部分が赤く表示されて制限ロックが掛けられることから、赤色をもじり赤ロムと言われるようになりました。

 

買い取り時に最新の注意を払うが、すり抜けるものも

中古販売業者からすると、こういった不良品を買い取ることはもちろん、それを販売することは企業の名誉に関わってきます。しかし、この赤ロムというのは非常に厄介で、買取査定の際には正常に動作していたが、時間が経過してから赤ロム化して使えなくなるということがあります。

最近では赤ロム対策が講じられ、こういった不良品の買い取りと販売に目を光らせていますが、やはり赤ロムを完全に防ぐことは難しいようです。保証が一切付いていないショップやオークションで直接販売する場合などで多く赤ロムは出回っているようです。

 

販売業者は保証をつけて安心なサービスを提供

もしもこういった赤ロムを購入してしまい、せっかく使おうと思っていた携帯が全く使えなくなったとすると全くの無駄金を払ったことになります。不良品を販売したとして中古ショップへクレームが入るのは必然ですが、最近ではこの赤ロムを警戒する中古販売業者も増えており、赤ロム保証を行っているところも増えてきました。

もし購入した端末が赤ロムとなって使用できなくなった場合は無償で交換、もしくは返金を行ってくれるというものです。もしも中古のスマートフォンやガラケー携帯を買いたいと考えている人は、必ずこの赤ロム保証がついているショップから購入することを強く、強くオススメします。

おすすめの中古販売業者 >> 白ロムを購入する際のおすすめのネット通販サイト

 

Docomo、SoftBank、auにおける赤ロム

SoftBankのロゴ

auのロゴ

各携帯キャリアによる端末での赤ロムは「ネットワーク利用制限(通信利用制限)」と「おまかせロック」の2種類があります。ネットワーク利用制限ではその名の通り、インターネット、通話などの利用を制限するものです。このネットワーク利用制限はdocomo、SoftBank、au3社全てが導入しています。

NTTdocomoのロゴ

もう一つの「おまかせロック」というのはdocomoによる特殊なロックが掛った状態のことで、ネット利用や通話はもちろん、端末操作そのものが出来ません。おまかせロックというのは、本来所有者が端末を紛失した際に不正利用で気にようにロックが掛かる機能です。ドコモショップで紛失したことを告げると、新しい端末が貰え、紛失した方にロックが掛かります。

なぜおまかせロックが掛かった端末が中古に出回るかというと、自分が所有している端末を売却し、「紛失した」というウソの申し出をします。紛失保証に入っている場合は無償で新しい端末が貰えますので、その新しい端末を利用しつつ売却した際の買い取り額も手に入れるという不正行為が行われるためです。

 

赤ロムを掴まないために

赤ロムを掴まないためには、やはり信用できる販売ショップから購入するのが一番です。また、知り合いから譲ってもらう場合や友人から安く購入してきた際にも、以下のサイトなどで一応調べておいたほうが無難です。

 

ただしここで大丈夫だったとしても、それが確実とも言い切れず一つの目安に過ぎないというのが難しいところです。各通販販売サイトのQ&Aや白ロムについての説明ページ、赤ロム対策について書かれたページにも詳細が書かれているので、是非白ロムのネット通販サイトの方もチェックしてみてください。

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク