大河ドラマ花燃ゆ・第7話「放たれる寅」のあらすじネタバレ

|更新:

スポンサーリンク




Pocket
LINEで送る

 

NHK大河ドラマ、花燃ゆ第7話の「放たれる寅」のあらすじです。前回第6話の「女囚の秘密」の続き。放送日は2月15日。

 

 

花燃ゆ・第7話「放たれる寅」のあらすじネタバレ

第7話の重要トピックは一つ。寅次郎を獄から救い出すというテーマです。その発端となったのは寅次郎が獄内で書き下ろした福堂策という書物。その書物に書き記された内容に感嘆した有志たちの手によって、寅次郎救出作戦が始まる。

 

活発化する野山獄での講義

花燃ゆ 一

なんとか寅次郎を外に出させてやりたいと願う文だが、このままの状態の方が幸せなのかもしれぬと兄梅太郎は話す。寅次郎が書き記した獄のあり方を示した福堂策という書物は一度は闇に葬られかけた。

しかし高須久子のアドバイスを聞いた文が伊之助へ伝え、伊之助が有志に伝え、寅次郎の才覚と藩の改革こそ今自分たちが必要としているものだと説いて回る。

その福堂策は文の手から伊之助、さらに桂小五郎へと渡り、ついには水戸藩士にも広がりを見せ始めた。やがて長州藩主毛利敬親のもとにもその話が周布政之助によってもたらされた。しかし、そこで立ちはだかったのが寅次郎に対し厳しい処分を課そうとした急先鋒、椋梨藤太(内藤剛志)。

 

毛利敬親に呼び出された兄の梅太郎

「自分が余計なことをしたおかげで、再び藩内に混乱をもたらしてしまったのではないか」と文は不安を強めていた。そんな折、兄の梅太郎は突然藩に呼び出され、藩主毛利敬親の茶室に呼び出された。突然のことに慌て驚く梅太郎に差し出されたのは、小太刀。

寅次郎が幼少のとき、その名を藩内にとどろかせた御前講義に感銘を受けた藩主自ら寅次郎に手渡した、あの小太刀だった。密航の際に荷物を流されたが、その小太刀だけは藩主の指示によって藩主の元に返されていたという。その小太刀を梅太郎に差出し、寅次郎に手渡すよう命じる。

「これは武士にとっての最後の魂。己の身は己の手によって始末せい」

放心状態でフラフラになりながら自宅に帰り着いた梅太郎。一様に不安の表情を隠せない家族に、ことの一件をすべて話した。寅次郎は獄から出す、と。

 

拍子抜けさせた寅次郎の返答

獄から出ても良いとのお達しがあったことを伝えられた寅次郎は、なんとその申し出を拒否した。福堂策はあくまで獄の中の改革を論じたものであって、それを書いた自分が獄を出てしまえば全く意味がないという。

父百合之助自ら獄へ行って寅次郎と話すが、やはり寅次郎はここを出る気はないという。しかしその後、獄内にいる人間たちの中で「たった一人だけ罪を許されてここを出ようとする勝手な人間には、懲らしめが必要だ」との話が出、その作戦が決行された。

 

別れの句会

中庭で開催された句会。みな一様に短冊を読み上げる。一人、二人、三人…。徐々に動揺していく寅次郎。すべて内容が別れの内容だったのだ。

「獄囚が真に更生したかはどうかは、獄を出ないことにはわからんじゃろ。ここを出て、ここで学んだことが世に活かせてはじめて、この獄は福堂であったということだ」

迎えにやってきた文と伊之助の顔には充実の笑顔があり、それを見た寅次郎も金子重輔の残したボタンをもう一度握りしめた。

 

>>第8話「罪人の塾」へ続く

 

>> NHK大河ドラマ・花燃ゆ大特集ページへ <<
Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク