財布って知らず知らずのうちに太っていきますよね。最近、新しい財布を購入しようかと思って、以前話題になった「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」を読んだのですが、ギクッ!と来る内容が多いこと多いこと…。
その中で一番ヤバイ!と思ったのが、「メタボ財布はお金に嫌われる」というもの。お金を収納する財布に余計なもの、つまりポイントカードや会員カード、レシートばかりが溜まっていくのは、お金を管理できない、お金が貯まらない人に共通する特徴なんだそうです。
目次
ポイントカードやレシートだらけの財布の中身を整理!会社経営者に多く触れてきた税理士がその重要性を説く
「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」は会社経営者や社長など、お金を大きく動かす方たちと数多く触れあってきた税理士さんが書いた本。そういうお金に好かれる人と、お金が貯まらない人の特徴は「財布」にあるんだそうです。
この本の大まかな内容は、自分の所に来たお金を大切におもてなしし、物理的に大切に扱える人ほどお金に好かれる。お金というものに、とにかく意識を向けて細かいことまで工夫し、大切に扱える人は、人の扱い方も仕事ぶりも丁寧であり、それが巡り巡ってお金を呼び込むことになる。
お金をぞんざいに扱う人、お金の使い方をコントロールできない人は財布が汚れていたり、太っていたりして、それが巡り巡ってお金が入ってこない」というもの。
若干、精神論的な感じで非科学的な要素があるのは事実ですが、確かにそういう一面はありそうだ、というのが正直な感想。実際、数多くの人たちの財布を見てきた人の考えなので、説得力もありますよね。
太ったサイフはお金を大切に扱えていない証拠
財布はお金を収容する大切なものですが、実用品としてだけでなく、お金に対するスタンスが如実に表れる物。お金をおもてなしする財布が乱れて余計なもので埋め尽くされていれば、お金にとっても窮屈で居心地が悪いですよね。
財布が乱れるということは、お金に関してしっかりと意識を向けられていないということです。そして、どんどん余計なものを入れて太っていく財布を使っている人ほど、お金の使い方をコントロールできない人が多い。
縁起物やレシート、ポイントカード、クレジットカード、会員カード…余計なものばかり溜まって太った財布を使っている人ほどお金が貯まらない。逆に、お金に好かれて稼ぎが良く、金回りが良い人ほど財布は皆スリムなんだそう。
意外と当てはまる!?メタボ財布の人ほど金欠
これを読んでいて、私は正直ドキッとしましたよ。本を読み終える前に財布を取り出して一気に整理したほどw
余計なものを整理していくと、3年以上使っていない病院の診察券とか、有効期限がとっっっくに切れたポイントカードとか、友人の名刺とか、いつのやつか思い出せないレシートとか、何年前のかわからない大吉のおみくじとか、出るわ出るわでもう苦笑いです。
いかに自分が財布に意識を向けてこなかったのかがよくわかって、本当に反省しました…。
家計管理やお金の管理はまず財布から
誰しも、人間ならお金がほしいです。家計簿や収入状況をいくら分析してにらめっこしても、収入は増えません。本の中でも、「年収200倍の法則」として、財布の購入価格×200=持ち主の年収という法則が紹介されていました。
これも、あながち外れていない気がします。私の財布は貰った財布で値段は知らないのですが、15年以上使っている、古臭いさびれた財布です。もうそろそろ、新しいものに新調しなければと危機感すら感じました。
そういう意味では、自分の希望年収に合わせる形で高価な財布を買ったり、お金に対するスタンスを変える意味で財布を新調するのは、理に適っているのかもしれませんね。
お金の管理は財布から。家計簿をつけたり、資格を取ったりスキルアップも大切ですが、まずお金のコントロールをするには財布の整理から始めるのが良さそうです。まぁ、冷静に考えれば当たり前のことなんですが、その当たり前が出来ないのが人間の性なんですよねぇ。