花燃ゆ第20話「松下村塾、復活」のあらすじとネタバレ/英国大使館焼き討ち

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大河ドラマ、花燃ゆの第20話「松下村塾、復活」のあらすじとネタバレです。前回、第19話「女たち、手を組む」の続き、放送は5月17日。

 

 

大河ドラマ花燃ゆ・第20話「松下村塾、復活」のあらすじとネタバレ

今回のお話は松下村塾に新たに集まりだす若者と寅次郎の復権を含めた松下村塾の復活、そして京における尊皇攘夷運動の活発化がメインテーマ。高杉晋作の妻、雅の登場頻度と重要度が増していき、さらに京における攘夷運動と伊之助の根回しなど地道な活動がどんどん続いていくさまを描きます。

歴史的にみても、この辺りが久坂玄瑞にとって順調に事が進んでいく時期。その後しばらくすると薩摩と会津による政変できょうを追い出され、そして禁門の変へと移り変わっていきます。

 

高杉晋作、帰国

航海遠略策から尊皇攘夷へ、長州藩は方針を転換した。それに伴い、京で謹慎処分を受けていた久坂も処分が説かれることとなった。そのころ、萩では上海から視察を終えて帰国した高杉晋作が自宅で土産を雅や文、敏三郎に披露していた。晋作の父、小忠太が慌てて晋作に詰め寄るも晋作はその気を見せることなく、視察の報告をしに京へ向かうという。

ちなみに、小忠太が慌てていたのは晋作が藩の了解を得ることなく勝手に軍艦一隻を購入し、その勘定書を見て仰天したからであった。

 

それぞれに働きかけを行う長州一派

久坂玄瑞による建白書は周布政之助のもとに渡り、周布政之助は藩主敬親にその内容を進言。その結果、幕府恭順を示す方針から破約攘夷、すなわち条約を破棄してでも異国を打ち払うべしという藩政府の方針に変えた。伊之助はそれに伴い、長州藩の周囲にある支藩にその方針を徹底させるべく働きかけをしていた。行く先々では苦労の連続で、時に宿敵椋梨藤太すら現れる苦戦ぶりであった。

一方、京では高杉や久坂たちが攘夷思想をもつ公卿の三条実美に、天使様のご意向を伺い幕府に攘夷実行を迫るよう働きかけを行っていた。

 

久坂玄瑞にとって重要な女、辰路

京の芸姑。久坂玄瑞が高杉晋作と口論になり、「亀太郎を殺したのはお前じゃ」という言葉に言い返すことも出来ず、亡き友人を思って昼間の京の街で思わず涙してしまう。それを目にした芸姑が辰路である。三条実美を料亭でもてなしたときもその場に辰路がいた。勤王の志士のお嫁になるのが私の志と久坂に詰め寄っていく。

別のお座敷に移動した辰路を見た一人の薩摩藩士の男が、こう聞いた。

「どうや?長州藩の動向は探れたか?」

 

松下村塾に集まりだす若者

文の姉で伊之助の妻、寿の長男篤太郎が杉家で寅次郎の書物を読んでいた。聞く所によると、明倫館での講義に身が入らず自身が学ぶ意味が一体どこにあるのか、彼なりに悩んでいたのだという、文が気を利かせて寅次郎が書き残した松下村塾記を見せると、篤太郎は食い入る様にそれを読む。

しばらくすると篤太郎に影響されてか、友人が一人、そしてまたひとりと静かだった松下村塾ににぎわいが戻り始めた。文や杉家の面々にとっては、亡き寅次郎が許されるよう松下村塾を守っていくという決意の表れでもあった。

 

迫り来る機運と攘夷の狼煙…英国大使館焼き討ち

破約攘夷の方針は決まった。久坂玄瑞にしてみれば、攘夷実行を幕府に約束させるのが先決。高杉晋作にしてみれば、攘夷への方針転換が他藩の信頼を落としていることを指摘し、長州が掲げる攘夷を高らかに宣言し広くしらしめる。そのために、異人を斬る。

久坂は異人を斬っても反撃にあうだけで、それが日本にとっていい影響はないと反対する。そこで機転の効く男、伊藤利助が異人を殺すことなく攘夷実行可能な案を示した。それが、人のいない深夜にしかも普請中(建築途中)の英国大使館を焼き討ちすることである。なお反対する久坂に、高杉が迫る。

 

暗闇の中で久坂と高杉が笑う。行くぞ!という掛け声と共に合計8名が一斉に突入。英国大使館は江戸の静かな夜に赤い炎を共に燃え上がった。

 

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