この前、こたつでくつろぎながらテレビを見ているとテレビ東京の人気番組、お宝鑑定団に吉田松陰が登場していました。NHKの大河ドラマ、花燃ゆで吉田松陰が登場しているので非常にタイムリーな依頼で興味深く見ていたのですが、結局偽物でした。残念。。
お宝鑑定団で登場した吉田松陰の直筆の書(偽物)
少しウル覚えなのですが、依頼者は昔警察官の方に100万円でその書を買い、もし偽物だったらあの世まで呪いますと答えていました(笑)本人評価額はその時と同じ値段の100万円でしたが、残念ながら鑑定結果は1万円…。ちなみにその書というのがこちら(番組公式サイトより引用)
画像が小さいのでわかりにくのですが、最初この書を見た時、全体的に文字が右上がりの特徴があると感じました。色々な吉田松陰関連の書籍を読んでいると、吉田松陰の書く文字というのは右上がりの特徴があり、これは似せたものなのか、本物なのかどっちかなぁという印象でした。
鑑定結果を聞くと(公式サイトにも記述)、これと同じ書は既に山口県の松蔭神社に現物が保存されており、それに似せた偽物であると。また文字の一つ一つに一貫性がなく、これは偽物という結論でした。
同じ維新期の偉人たちの書は本物だったらどれくらいの値段がつくのか?
お宝鑑定団という番組は個人的に好きでよく見るのですが、以前坂本龍馬直筆の本物の手紙が出てきた時は、2通で鑑定金額なんと4000万!!ヒェッ。
NHK大河ドラマ・花燃ゆにも登場する高杉晋作と坂本龍馬の間でかわされた掛け軸の書だと、高杉晋作のものが2500万、坂本龍馬のものが2000万の2通合計4500万でした。スゴイ。すごすぎる。
他に維新期の偉人でいうと、大村益次郎のもので120万、西郷隆盛で350万、勝海舟で200万、伊藤博文で100万…。この値段は何が書かれたか、いつ書かれたかによって値段が左右するので人物評価とは関係ないものですが、それでもさすがにすごい値段がついています。歴史好きには非常に夢のある金額ですねぇ。
私は全く当時の書物を読めないのですが、こういう古文書とか時代もの
参考サイト:テレビ東京・お宝鑑定団
>> NHK大河ドラマ・花燃ゆ大特集ページへ << |