共働きの家事分担問題に悩む夫婦はとても多いです。むしろこの問題を完全に解決できている夫婦の方が少ないでしょう。特に悩んでいるのが女性の方が圧倒的に多く、お互い正社員であるにも関わらず、育児も家事も負担が妻の方に押し寄せているというのが現実的な所だと思います。
夫の家事参加は、一人暮らし経験の有無の影響が大きい上、性格や資質に左右されるのが大きいのは事実です。私は夫の立場ですが、家事問題に悩む人の声をネットや書籍などで色々読んでみた中で、どこも苦労しているんだなぁと感じます。
私は家事ができない男側の意見も、なぜ私ばかりが!という女性側の意見もよくわかるので、わが家の共働きの家事経験も踏まえつつ、喧嘩せず円満に夫婦生活を送る「私なりの秘訣」を紹介したいと思います。
※記事が非常に長文なので、スマホでは記事を二つに分割しています。前半と後半を休み休み読んでもらえると嬉しいです。
共働きの家事分担問題は永遠の課題?夫婦でケンカをせずに関係円満に行かせる秘訣
この記事を読んでいる大半の人がおそらく女性だと思います。男(夫)は「家事を手伝っている」とか「俺の方が稼いでいる」などの言い分が多く、妻の要求に応えられていないのが現実でしょう。私は学生時代に一人暮らし経験があったことと、フリーランスで時間に自由が利くというのもあって毎日の料理や弁当作りをしますし、買い物や掃除もします。
ただ、家事を出来ないという男性側の立場もよくわかるし、女性側にばかり負担がいって不満が爆発しそうになるというのもよくわかります。ここでは女性側の不満と男性側の言い分の両方を紹介しながら、家事分担を円満に生かせる工夫を紹介しましょう。
家事の分担で大事なのは、夫婦で共有したいことを話し合うこと
まず、当たり前のことですが、夫婦は依存しあうのではなく支えあうパートナーです。夫婦どちらとも、同じ家に住む住人であり当事者です。男性側はこの当事者意識がなく、「手伝ってあげる」とか「やってあげてる」などの恩着せがましい態度を取るときがあります。これは弁護のしようがないほど、明らかに男性の問題です。
あげてるって!はぁ!?ってな反応もごもっともですが、要はその当事者意識を持ってもらうために、まずは平和的に話し合うことが最優先です。
この家に2人が一緒に住む以上、ゴミ捨ても食事作りも掃除も洗濯も、結局最後はどちらかがやらなければいけないこと。夫婦二人が快適かつ円満に暮らしていくには、負担がどちらか片方に伸し掛かるのは、夫婦にとってよくないこと。私ばかりが家事をしていても、頼れるのはあなたしかいないこと。このままでは夫婦が良くない方向に進んでしまうこと。
お互いに快適で幸せな家庭環境を作るために、このままでは不満ばかりが募って不機嫌なまま過ごすことになり、それは結局夫婦にとって望ましくないことを冷静に、相談するように話しましょう。
そして、そんな未来を望んで結婚したわけではないし、明るい未来を一緒に作っていきたい、ということも。
夫が家事に積極的になれない理由は何か?ネックになっているのは何か?
夫が家事に参加しようとしない理由は色々あると思いますが、「家事全般の経験値が絶対的に少ない」のが原因です。夫がなぜ家事をすることから遠ざかるのか、何がネックになっているのか、どうすればそれを解消できるのかを聞いてみるが重要です。
夫が家事に積極的になれない理由の代表例をもう少し噛み砕いていうと、
- そもそも激務で疲れている(物理的に厳しい)
- 一つの家事でも、最初から最後までの一連の流れを理解できていない
- 何をすればいいかわからない。その動揺が辛い
- せっかくやっても怒られたり文句(家事ハラ)を言われるので、やる気をなくす
- 家事のやり方がそもそもわからない
- 家事はそもそも女がやることだと思っている
⑥については最初の話し合いのところで解消するしかありません。こういう古い価値観は男の私から見ても嫌いです。普通は○○するもの、とか社会では○○が普通とか言われても、地球上60億の人口の中のm日本人一億二千万人の中の、たった一人のアンタの普通とか常識とか言われてもこっちは知らんがな、と。私は自分の家で暮らしていくのに必要なことぐらい自分でやれよ、と思うタイプなので、この手の考え方は共働きには大敵です。
あなたがそのままの態度でいるならそれでいいけど、その態度が夫婦破滅の未来に突き進ませる原因になってもいいなら勝手にして!とか夫の食事を一切作らないなど、突き放してみたり、いかにこれが重要な問題なのかを分からせるために強硬策に出るのもやむを得ないかもしれません。
最悪、お弁当を一つの30センチぐらいの巨大おにぎりにして、プチトマトやブロッコリーとかチョコとかを一気にぶち込んでそれを会社で食べさせるぐらいなら、夫もわかってくれるかもね(笑)