宇治抹茶オールドファッション(近畿)
抹茶風味のドーナツ。かじると中の緑色の生地がこんにちは。口の中で抹茶の風味がフワァっと広がります。さきほどのもっちりドーナツと同じく、表面は砂糖シロップで固められています。表面は砂糖の甘み、中の生地は抹茶の風味のドーナツです。
このドーナツは好き嫌いがはっきりすると思います。抹茶好きな人はお口に合うと思いますが、抹茶そこまで好きじゃないなぁって人は好き好んで食べることはないでしょう。抹茶の風味がかなり強いので口にその甘みが残ります。表面はサクサクしていますが、やはりドーナツ自体を揚げ過ぎている感は否めません。結構味と甘みがしつこめのドーナツです。
正直、セブンイレブンよりもミスドのほうがずっと美味しい
やはり専門店は偉大です。
どんな言い訳をしようと、どっからどう考えてもセブンイレブンのドーナツはミスタードーナツの商品を意識して作られていますが、実際に全種類食べてみても結局はミスドの劣化版という印象。味と甘みがしつこめで強いのも気になる所です。コーヒーと合わせて食べることを狙って敢えてそういう風にしているのかもしれませんが、ドーナツを揚げ過ぎてサクサクを通りすぎています。
全種類入った6個セットで価格が税込620円という安さなので、そういう意味では価格相応の味と言えます。ミスタードーナツの方がもう少し値段が上ですからね。コンビニという特性を活かして、「手軽にコーヒーと一緒に食べるおやつ」としては受け入れられると思いますが、「1回食べるともう満足」というパターンの人もかなり多いと思います。
ミスドは一切戦わずして勝利した!?
しかも私のように「やっぱミスドの方が美味しいな!」と気づいて、ドーナツを食べるときはミスドに足が向く結果になるやもしれません。もしくは本家本元のミスドの味と比較してみようという人も多いと思います。
ミスタードーナツは今回のセブンイレブンドーナツに関して、「ドーナツに関心が向けられるのは私達にとってもいいことだ」という内容のコメントを出していましたが、ミスタードーナツは戦わずに勝負に勝ってしまったような気がします。さすがに長年専門店として生き残ってきただけあって、ちょっとやそっとでは敵わないという印象すら持ちました。