前週のあらすじからの続き。NHK朝の連続テレビ小説、マッサンの第7週あらすじとネタバレです。タイトルは「絵に描いた餅」、放送日は11月17日~22日、第43話~48話まで。
目次
マッサン第7週「絵に描いた餅」のあらすじネタバレ
マッサン第7週は広島編。父の危篤を知らされた政春とエリーは竹原の実家に急きょ帰省しました。しかし、当の父親は元気、家族もなんら変わりなく過ごす平和な日常が彼らを待っていました。しかし、その意図はすぐに判明します。
広島のお米を住吉酒造の社長さんに送ったところ、その返事に家族は大仰天するのです。「ご子息は三か月も前にウチをお辞めになったのに、ありがとうございます」の文字。状況が呑み込めなかった家族は政春を呼び戻すため、父の危篤の知らせを出したのでした。
第7週・マッサンの重要トピック
- 広島の父の思いやりとやさしさ
- 知加子(西田尚美)の出産
- 実家の家族とエリーの関係
- ウィスキーづくりと夫婦の将来を思い悩む政春
第7週は見どころが豊富。これ以外にも小さなトピックは山のようにあります。いずれにしても、政春が自分の夢であるウィスキーづくりを諦めるのかどうなのか、最終的にはその点が最大の焦点になってきます。
一方のエリーにとっては、亀山家での時間を過ごすうちに徐々に距離感を縮めていき、ほんの少しづつではあるものの家族からの信頼を勝ち取っていきます。
母・早苗(泉ピン子)からの変わらない嫌味
第1週から大きな話題となった、泉ピン子さん演じる母早苗からの嫌味。今回もその嫌味っぷりはすごいです。女中としての立場を押し付け、それを受け入れたエリーに対して、これでもかと厳しい言葉と要求をしていきます。
朝ドラなのに、朝からこんな嫌味っぷりを見せつけられると嫌~な気分になりますが、泉ピン子さんは見事に演じきるでしょう(笑)しかし、エリーと早苗の関係を図るうえで重要になってくるのは「亀山家の味噌汁」。
第7週前半部分で伏線があり、最後でその伏線を回収するというあらすじです。「亀山家の味噌汁」、どうぞ注目しておいてください!
広島の実家家族とエリーの関係に徐々に変化
政春の姉、千加子(西田尚美)の出産があるのも第7週。医者だった父の手伝いをしていたエリー、ここでも活躍します。経験抜群、テキパキと支持を出していく早苗の横で千加子に寄り添い、生まれてきた赤ちゃんを嬉しそうに腕に抱きます。
しかし、姉の出産を目の当たりにした政春は一瞬、不安の表情を見せるのでした。
政春の幼馴染、俊夫(八嶋智人)の登場
政春の幼馴染で亀山酒造に勤める俊夫。以前は兄弟のように仲が良かった俊夫と政春でしたが、政春がウィスキーづくりに気を取られ実家の酒造に見向きもしないことに腹を立てる俊夫。何かあれば政春に嫌味をいい、俊夫なりに政春の目を覚まさせようと必死です。
ちなみに、竹鶴政孝の史実では広島の実家にはほとんど帰省していません。今回の広島編の話はドラマ設定によるもので姉の出産の立ち合い、母から受ける壮絶ないびりも史実にはありませんでした。
ウィスキー作りの夢が頓挫しかけている時期に、夫婦がどのような経緯で立ち上がっていくのかを演出する為に、広島の実家との関わり合いはドラマのあらすじ上とても大切なシーンです。広島の実家帰省はなかったものの、竹鶴政孝はこの時期どのような苦悩を感じていたのでしょうか。ドラマで描かれる政春の苦悩と決して遠いものでもなかったはずです。
ウィスキーづくりの夢をあきらめることを決めた政春
姉千加子から、エリーと一緒に広島に戻るよう説得を受けたマッサン。「孫ができれば母だって家族だって味方になってくれる。あんたら2人だけの夫婦では大変じゃろう。会社も退職した今、ウィスキー作りの夢はきっぱり諦めて、広島に帰ってこい」というのが姉の考えでした。
もっともな意見でした。そしてエリーに相談し、最終的に広島に戻ることを決意した政春は、父政志と母早苗に自分の考えを述べます。しかし、政春のすべてを見抜居ている両親は、政春に対して厳しい言葉をかけるのです。
母早苗も、エリーとの関係を終わらせるはずがない政春を親心で突き放します。本心にはない厳しい言葉で…。
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