前週のあらすじからの続き。NHK朝の連続テレビ小説、マッサン第7週第37話~第43話(放送日11月10日~11月15日)までのあらすじとネタバレです。
目次
マッサン第7週「触らぬ神に祟りなし」のあらすじとネタバレ
いまだウィスキー製造への道が開けず、食堂の「こひのぼり」で食器洗いを続けるマッサン。鴨井商店の鴨井社長はエリーに仕事の通訳を依頼し、社長はなんとウィスキー製造のいろはがわかる人材を募集することを知ります。もちろん、日本でその条件を満たすのは政春しかいません。しかし、社長が用意している募集要項は英語で書かれたもの。マッサン、どうする!?
第7週のメインストーリーは亀山夫婦が借りている家の家主、野々村主人の家庭をめぐるお話。この家の娘、幸子とナツ。母親を病で亡くし、義理の母となった女中の由紀子。新母親になろうとする由紀子と現実を受け入れられない幸子に、エリーが救いの手を差し出す。
第7週重要トピック
- マッサン、パン屋を目指す
- 野々村家の娘、幸子と義理の母親の由紀子、そして父
政春、ウィスキー製造の資金を貯めるべくなんとパン屋になることを決意!呆れるエリーをよそに、マッサンは本気です。
とはいうものの、第6週メインは野々村家とエリー夫婦の下町人情物語。複雑な家庭環境は、よその家の者にとってまさに触らぬ神に祟りなし。しかし、自分に正直なエリーは悩める娘、幸子と由紀子の間に立ってその問題解決を図ります。
野々村家の家庭環境
もともと野々村家は両親と二人の娘、幸子と由紀子の4人家族に、女中の由紀子といった家庭環境でした。姉の幸子は女中の由紀子に非常になついていました。しかし、病によって倒れた母親はそのまま他界。
ショックを受けて涙を流し続ける幸子に厳しい言葉をかける父。そして娘のことを考え、当時からよく懐いていた女中の由紀子を新しい母親として迎え入れるが、一向に「お母さん」と呼ぼうとしない幸子。
新しい母親としての責任を果たせず、自分を責め続ける由紀子。娘が母親として認めない現状を重く見た父は、このままでは事態を悪化させるだけだと判断。父は由紀子に離縁を申し出る。
エリー、幸子と由紀子をつなぎ合わせる
2人の心の声を聞いたエリー。幸子にはやさしく、母親の存在を決して忘れることはないことを教える。2人の本音を聞いたエリーは二人が必ず理解しあえることを確信。なんとかこの現状を変えられるよう奔走します。
自宅で開いた由紀子の誕生日パーティー。近所の人も集まり、盛大に祝われたこの会に、一切かかわろうとしない父でしたが、なんとエリーは野々村家に自ら乗り込んでいくのです。父は結局来ないのか、会が終わりに近づいてきたとき、父のとった行動とは…?
今回は史実とは無関係
無関係というより、朝ドラならではの人情物語です。ここで史実との関係を考慮するものでもないでしょう。ウィスキー製造に関する話はそれほど多くはなく、どちらかというと前週に引き続いてエリーとマッサンが日本に住む人々との関係をどう作り上げていくのか?という部分にフォーカスされたあらすじです。
エリーが英語を教える役目を野々村から依頼されるのだが、史実でも竹鶴リタは英語教師として働いた時期があります。朝ドラの中でも、おそらく今後そういった時期が来るのではないかと思っています。
皆が笑顔になって亀山家を後にしたとき、一通の電報が届く
広島の実家からだった。姉の千加子からの電報に書かれていた文字を見た政春は絶句する。
「チチ、キトク、スグ、カヘレ」
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