ロシアW杯から3ヶ月。4年後のカタールW杯を目指すサッカー日本代表は、10月にパナマ、ウルグアイと強化試合を戦い、11月はベネズエラとキルギスと対戦する予定です。
試合の日程、放送、見どころや注目ポイントについてまとめました。
目次
サッカー日本代表の試合スケジュールと放送について
我らが日本代表は11月にベネズエラ、キルギスとの強化試合が組まれています。
日付 | 時間 | 対戦相手 | 会場 | 放送 |
11/16(金) | 19:35 | ベネズエラ | 大分 | TBS |
11/20(火) | 19:35 | キルギス | 豊田 | TBS |
ベネズエラは南米、キルギスは中央アジアの国でアジアカップにも出場予定。FIFAランキングはベネズエラが32位、キルギスが91位です。
ちなみに日本のFIFAランキングは55位です(いずれも8月時点の順位)。
パナマ、ウルグアイ戦に挑んだ10月の日本代表メンバー
森保ジャパンは順調な船出です。親善試合は3連勝、コスタリカ、パナマはともかくとして、まさかウルグアイを打ち合いの末4-3で勝利するなど思っても見ませんでした。
ウルグアイ代表は南米国ですがサッカーに対して非常に真面目なチームで、代表選手としてプレーすることのステータスが国内でも非常に高いことから、国際試合では一切手を抜きません。
守備が堅い伝統国ですが、親善試合とはいえ、そんな相手に4点もとったというのはいい意味で驚きです。11月の2連戦に挑む日本代表メンバーはこれから発表になりますが、これまでの3試合を見る限り、アジアカップの主軸候補となる選手は既にかたまりつつあるかなと思います。
特に吉田麻也、酒井宏樹、南野拓実、堂安律、中島翔哉、大迫勇也は誰の目であっても中核選手であることに疑いの余地はありません。コンディションやライバル選手の調子もありますが、長友佑都、柴崎岳、遠藤航もレギュラー候補になりうる選手ですね。
高さが足りない!どうする?身長問題
特に中島翔哉、南野拓実、堂安律という2列目の選手の躍動感は見ていて爽快で、新時代の到来を告げるほど見事なパフォーマンスでした。
しかしこれらの前述のメンバーを主軸とする場合の弱点もはっきりしていて、なにせ身長(高さ)が全く足りません。
ウルグアイ戦の先発メンバーで180㌢超えの選手は酒井宏樹、吉田麻也、三浦弦太、大迫勇也の4人だけで、失点シーンでもセットプレーや高さを利用されたものが多く、日本代表のウィークポイントが高さであることも明らかです。
ロシアW杯でもベルギー相手に高さでやられた失点もありましたし、アジアカップでは(オーストラリアを含めて)高さを全面に押し出してくるチームは今は少ないものの、それでもハイボールで押し切られてしまう展開は怖い。
だから左サイドバックには長友佑都が出ないときは
そうなると吉田麻也の相棒となるセンターバックはどうしても身長が欲しい訳で、そうなると188㌢で伸びしろが期待される冨安健洋にかかる期待も大きい。でも怪我明けで代表復帰が期待される昌子源も控えていますし、森保監督がどういうメンバーを選んでくるのかも興味が湧いてきますね。
ちなみに10月のパナマ、ウルグアイ戦に挑んだ日本代表メンバーは以下の通り。
GK
東口順昭(G大阪)
権田修一 (鳥栖)
シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)DF
長友佑都(ガラタサライ)
槙野智章(浦和)
吉田麻也(サウサンプトン)
佐々木翔(広島)
酒井宏樹(マルセイユ)
室屋成(FC東京)
三浦弦太(G大阪)
冨安健洋(シントトロイデン)MF
青山敏弘(広島)
原口元気(ハノーファー)
柴崎岳(ヘタフェ)
遠藤航(シントトロイデン)
伊東純也(柏)
中島翔哉(ポルティモネンセ)
南野拓実(ザルツブルク)
三竿健斗(鹿島)
堂安律(FCフローニンゲン)FW
大迫勇也(ブレーメン)
北川航也(清水)
川又堅碁(磐田)
小林悠(川崎)、浅野拓磨(ハノーファー)が怪我のため不参加となり、北川と川又が追加招集されています。
2大会ぶりのアジア制覇に向けて…アジアカップは1月開幕
4年に一度行われるアジアカップは2019年1月にUAEで開幕します。日本はトルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンをグループステージを戦います。
今大会からアジアカップの出場枠が拡大された影響で、各組4チーム×6グループ、上位2チーム+3位の上位4チームがベスト16からの決勝トーナメントに進出します。
日本は1月9日に初戦ですが、直前に全員が揃う準備期間がありません。欧州はシーズン中ですし、プレミアリーグは年末年始も試合があるので吉田麻也の合流は大会直前になる見込み。
国内組やブンデスリーガ組は事前に集まれるかもしれませんが、チーム作りの面ではぶっつけ本番になるでしょうから、森保監督としては年内の強化試合はすごく重要です。
代表戦のあとはクラブでサッカー観戦だ!
国内のJリーグはいよいよシーズン佳境に入り、川崎と広島の優勝争いに鹿島が割って入ろうとしています。残留争いでは権田修一所属のサガン鳥栖、伊東純也が所属する柏らが下位に沈んでおり、残り1試合も落とせない状況です。
日本代表にも多くの選手が招集されているブンデスリーガ、ポルティモネンセの中島翔哉の試合中継はスカパーで行われていますが、Jリーグは全試合DAZNで配信しています。
ウルグアイには世界が羨むワールドクラスの選手がズラリと揃っており、ゴディン(A.マドリード)、カバーニ(PSG)、今回は来日できなかったスアレスが所属するバルセロナの試合もDAZNでご覧いただけます。
チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、そしてJリーグと主要コンテンツは全てDAZNで視聴できるので、興味のある方はぜひ。