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糖質制限を始めると、何が何でも炭水化物を食べてはいけない、糖質を口にしてはいけないと勘違いする人が多くいます。私も糖質制限を始めた際にはそのように考えていましたが、はっきり言って長続きしません。それに、このような極端な思考に陥ることこそ糖質制限の効果を無効化させるものだと感じました。
制限であって断絶ではない
そもそも、糖質制限は糖質をできるだけ制限するものであって、一切口してはいけないという意味ではありません。糖質がダメだから、普段の食生活から糖質を全て排除してしまうのではなく、できるだけ制限するという意味合いで十分です。すべてを排除してしまうと、余計にストレスが貯まり健康にも良くないと実感しました。
エネルギー切れを起こすぐらいなら逆効果
炭水化物は人間のからだを動かすためのエネルギー。つまり人間にとってのガソリンのような栄養素です。この栄養素を全て排除してしまうと、体を動かす気力がなくなり、最悪の場合布団から出れない寝たきりの状態になってしまいます。私は糖質を制限しすぎた余り、明らかなスタミナ切れを経験しました。ウォーキング中に歩く気力がなくなり、その場に立ち止まって膝に手をついて動けなくなったのです。
これでは普段の生活に支障が出るといって、結果的に炭水化物をどか食いすることもありました。こんな状態になるために糖質制限をはじめたのではありません。極端な糖質制限は不健康になるための手段でしか無く、何事もバランスが大切だと学びました。私は大絶賛のなかで逆に注目される糖質制限への批判も一理ある、と思っています。(利権が絡んでいる世界ではありますが。。。)
必要摂取量は日頃の食事で賄えているという主張
糖質制限をしても、調味料に砂糖は入っているし知らないうちに糖質は多く摂取している。だから人間に必要な文はそれだけで賄える、という主張があります。一見もっともらしいですが、今までに摂取してきた量から一気に減らすと、体がついていきません。
糖質制限の目的は様々あると思いますが、その目的を達成するために体が悲鳴を挙げない程度に負荷をかけるのが正しいやり方です。一度極端に減らしたけど、明らかに体が辛い場合はご自分でバランスを考えてしっかり調節しましょう。
自分に必要な糖質の量はどれぐらいか?
個人的な経験で言うと、ダイエットにしろ、健康目的にしろ、医師から専門的な指導を受けていない場合は自分に必要な「糖質の最低必要量」を探りながらやるのがいいです。制限し過ぎるあまりにダウンしてしまっては元も子もありません。
いつ、度のタイミングで、どの程度摂取すべきかを体で体感していくと長く続けられます。また糖質を摂取する際には血糖値の上昇に気を使い、食べる順番やタイミングに気をつけることも忘れずに。
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