DMMモバイルでは速度制限がかかっていても、ページの読み込みはじめの一瞬だけ高速通信で行ってくれるバースト機能というのがあります。それもふまえて、速度制限がかかっている状態での使い心地や速度面について、一ヶ月半ほど使い込んでみた結果を述べてみます。
目次
【DMMモバイル】速度制限下での速度実測調査とバースト機能
「DMMモバイルスマホの評判:古参ユーザーの体験レビュー」でDMMモバイルの速度調査の結果を書いたのですが、この記事では速度制限がかかった状態での速度・スピードの実測結果をご紹介したいと思います。
調査時期は1月下旬に関西で行いました。
速度制限中の実測調査結果
速度結果の一覧です。画像クリックで大きくなります。
DMMモバイルの公式サイトによると、速度制限中は200kbpsになることが記載されていますが、実際はそれよりもう少し早い速度が出ました。ちなみに、0.25mbpsは250kbpsです(概算)。
朝の時間帯と夕方・夜の時間帯でも速度面は大きく変わりありません。やはり速度制限がかかっていると、どの時間帯でもほぼ同じくらいの速度で安定すると言っていいでしょう。
DMMモバイルのバースト機能のほんとのところ
DMMモバイルにはバースト機能というのがあります。ページの読み込みの最初だけ高速通信で行ってくれるので、低速通信であってもストレスなくネットが楽しめるという素晴らしい機能です。
で、実際の所このバースト機能、どうなのってところなんですが、パケ詰まりがよく起きました。最初は読み込みが早くて「おっ」と思うのですが、80%ぐらい読み込んだ状態で動かなくなり、リロードすることが多かったです。一気に読み込んでくれる時もあるんですが、やはり何回かに1回はこのパケ詰まりが起きてしまいました。上の画像にある通り、「テキスト中心であれば」快適に読み込んでくれるという条件が入ります。
一気に読み込んでくれると「いやぁ~バースト機能っていいねw」と言えるんですが、パケ詰まりが起きてしまうと、良いとも悪いとも言いにくいのが正直な感想です。まぁ、全てのスマホ機種や場所で同じ現象が起きるかどうかはわかりませんが、あくまで私の場合はこのような結果になりました。
速度制限がかかっている状態での使い心地
まず動画視聴は無理です。厳しい。ほとんど読み込んでくれませんし、youtubeは使い物になりませんでした。どうしても動画を楽しみたいのであれば、Wi-Fiを探しましょう。
ネットサーフィンはヤフーニュースなどのテキスト中心のページであれば問題なく使えます。確かに遅いのは遅いのですが、イライラしてしょうがないほどではなく、まぁこの程度であればなんとか使えるかな、と。
ただ、2ちゃんまとめや画像中心のページになるとちょっとストレスを感じます。特に2ちゃんまとめなんかは、WEBの専門知識を持っている人が運営しているわけではないのでページの表示速度がそもそも遅いんですね。高速に表示させるための施策をしていないのがほとんどなので、低速通信時にはちょっと読み込みに時間がかかります。あと、容量が大きい画像を使用しているサイト、ページでも同様でした。
まとめ
DMMモバイルの低速通信時の使い心地はテキスト中心のページなら問題なし、画像が多く容量が大きいサイトはちょっとストレス、動画は厳しい。こんな感じです。
バースト機能は読み込みは早いけど、最後まで読み込まずに止まる、いわゆるパケ詰まりすることが多い。おとなしく使うにはいいですが、ストレスなく快適に使うにはやはり物足りません。
まぁデータ通信量は低速と高速を使い分けできるので、それを上手に使って「やべ!今月残りは低速通信になっちゃった!」ってなことにならないようにしておきましょう。ちなみに私は調子に乗って回線の速度調査をしまくっていたら、あっという間に上限を超えてしまった次第です。気をつけましょう!