爆発的なヒットを見せた格安スマホの一つ、イオンスマホ。販売側であるイオンも「中高年をメインターゲット」と明言していて、大手3社の携帯キャリアでは維持費が高すぎたり、はじめてのスマホを格安で使いたいといった希望を持つ40代以上の方に大変人気です。
維持費の安さに魅力を感じて、親子で使うという人もいるでしょうが、LINEやMNP、テザリングといった今まで使ってきた機能やアプリはそのまま使えるのか?という疑問もあると思います。その点について、解説してみます。
目次
イオンスマホはLINEもMNPもテザリングも使えます
結論から入りますが、全部使えます。一つ一つ解説していきましょう。
LINEはスマホ端末が変わっても使える
まずLINEから。LINEもイオンスマホで問題なく使えます。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を使えば、以前のアカウントをそのまま移行することも可能です。携帯電話番号が変わっていても、新たにアカウントを作って以前の電話帳データを移行すれば、以前のアカウントのお友達ともLINE上で繋がれます。
LINEはアプリなので、スマートフォン端末がどれに変わろうとアプリさえ取れば使用できますから、イオンスマホに変えたからと言って使えなくなることはありません。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は別料金で対応
MNP、つまり以前使用していた携帯電話番号をそのままイオンスマホで使用することも可能です。今現在、ドコモ、au、ソフトバンクの3社と契約している場合、MNPを利用するために「MNP転出使用料(2,000円)」というのを各携帯会社に支払います。その手続きをするこによって新しいイオンスマホでも以前の携帯電話番号を利用することが出来ます。
つまり、イオンスマホはMNPが可能だけれども手続きにお金がかかる。そのお金は今契約してる携帯会社に支払うということ。
MNPの手続きで空白期間が出来る
MNPの手続きをすると、古い携帯電話から新しい携帯電話に番号が移行されるまで、3日~5日ほど期間が必要です。その期間中は古い携帯電話は使用できません。つまり、その番号で電話をすることが出来なくなるので、その点だけ注意しておきましょう。
イオンスマホではテザリングも料金はかからない
テザリングも無料で行えます。しかし、イオンスマホではデータ通信量が大変少ないです。テザリングをしてしまうと、すぐにデータ通信量を突き切ってしまい通信速度に規制が入って遅くなってしまいます。
もしイオンスマホでテザリングをしたい場合はデータ通信量が多い、5GBのプランを選んでおいた方がいいと思います。プラン変更後の基本料金は月額1782円になり、これに端末の割賦代金が加算されます。
イオンスマホは面倒な手続きをしたくない初心者向け
スマートフォンやパソコン関係に詳しい人にとってみれば、イオンスマホは全く魅力的ではありません。なにせ、自分で全部やってしまえばもっと月々の維持費が安くなりますし、自分に合った料金プランを選べるからです。
しかし、こういう面倒な知識や手続きを一切やりたくない、もしくはわからないという初心者の人には大変人気です。上級者にしてみれば「なんであんなのに高いお金払って使うの?」と言うでしょうが、そもそもイオンスマホはそういうものではないのであまり気にしなくてもいいと思います。難しいことはよくわからないし、面倒なこともしたくないので、自分はこれで十分!とお思いであればイオンスマホは結構いい選択だと思いますよ。
公式サイト→ イオンスマホ
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