スマートフォンの基本スペックをわかりやすく説明します。マニア向けのものではなく、あくまでほうとうに基本的な考え方や目安を解説します。この記事ではスマートフォンののメモリであるRAMとROMについて解説していますが、CPUと基本スペックの考え方を全体で捉えたい方は「スマホのスペックの見方:CPUとは何か?性能を見る基本目安」の記事も一緒にご覧ください。
目次
スマホのメモリ:RAM ・ROMの役割と違いとは
別記事でも紹介しましたが、スマートフォンのRAMは一時的な処理を行い、ROMというのは保存領域のことです。CPUが作業をする人、RAM(メモリ)が目の前の作業ペース、ROMが収納に置き換えると分かりやすいかと思います。
CPUが優れているということは優れた頭脳を持っているという意味であり、RAMが大きいということは目の前の作業や処理を行うスペースが大きいことを意味し、ROMが大きいということは収納スペースが大きいことを意味します。
ROMが16GB、32GB、64GBで価格が変化する
スマートフォンを選ぶときに「16GB」、「32GB」、「64GB」の中から選んで購入しますよね。それはROMのことで保存領域の大きさを示しています。その大きさによって価格も変わってきます。大きければ大きいほど保存領域は増えますが、SDカードなどのメモリーカードが使える場合は、ROMは小さいけれどメモリーカードを活用するという方法もあります。
スマホのメモリ増設は出来ない
スマートフォンのRAMは増設は出来ません。メモリというとPCのイメージもあって、増設したいと考える人も多いでしょうが、残念ながら出来ません。購入する際にそのスマートフォンのRAMがどれだけあるのか、1GBなのか2GBなのかを確認して、自分の使い方と照らしあわせて購入したいところです。
AndroidとiOSで必要とされるRAMの目安は違う
もちろんその人の使い方、どんなアプリをどういう頻度で使っているかにもよりますが、AndoroidとiOS(iphone)ではスムーズに処理するための必要とされるRAMの容量が違います。iphoneに搭載さているiOSは内部処理がもともとズムーズで、あまり大きな容量のRAMがなくても充分にサクサク動いてくれます。
しかしAndoroidの場合はある程度のRAMがないとカクカクしたり、イライラするぐらい処理にもたつくケースが有ります。基本的には、iOSであればRAMは1GBでも問題ないけれど、Andoroidだと1GBだと最低限のことは出来るが多少もたつくことがある、2GBあれば安心といったところでしょうか。(あくまで個人的な意見ですが)
参考記事:スマホのスペックの見方:CPUとは何か?性能を見る基本目安
【追記】
結局迷いに迷ってHuaweiというメーカーのAscend G620sというSIMフリーのスマホを購入しました。この機種はAndoroid端末でRAMが1GBしかありませんが、実際に使ってみるとそれほど不自由はしません。ネットもサクサク・キビキビ動いてくれるので、余裕がほしい人は2GB、酷使するような使い方はしない人は1GBでも充分だと思います。
>> Huawei Ascend g620snのレビュー評価と評判