飲料メーカー大手のキリンから発売されている高品質とおいしさを極限まで追い求めた別格シリーズ。価格は216円と少し高めなので缶コーヒーとしては手が出にくいのですが、実際飲んでみると値段の割においしい!と思いきや、うーん…。
珈琲はもっぱらインスタントという貧乏舌な私が本物の珈琲とはなにか!?みたいな気合はないし、でも一応コーヒーを日常的に好んで飲む私にとってはこれは見逃せない!ってことで、そんなこんなで購入してきたキリン・別格希少珈琲の感想レビューです。
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キリン別格・希少珈琲の感想レビュー
先に結論を言いますと、別格・希少珈琲は私の好みではありませんでした。(すいません…)自宅でコーヒーを飲むときも、セブンイレブンなどでコーヒーを買うときも私は基本的に砂糖を入れません。いつもミルクだけ入れて飲むのですが、やはりこの商品は缶コーヒー、めちゃくちゃ甘い。
飲む前に香りを確認したのですが、香りの時点でもう甘い(笑)私の場合、味の好みは苦みや深みがある方が好きで、本格的なものをそれ相応の値段を出して飲むときは濃いものを好み、自宅でくつろぎながら何杯も飲むときはやや薄めを好んでよく飲みます。
キリンの別格・希少珈琲は甘味が結構強くて、苦みや深みに関してはほとんど感じません。酸味が多少あるので、もともと私が良く飲む珈琲で使用される豆とこの別格希少珈琲の豆の特徴が根本からが全く違うのでしょう。
希少珈琲で使用されている豆
商品パッケージにはこのような宣伝文句が記載されています。
希少黄金豆と希少糖でつくった奥深さのある「別格」な珈琲。
淡河にろに熟した豊かな香りと果実を想わせる甘味とコクが特長の希少な黄金豆「ブルボン・アマレロ(ブラジル産)」だけを激戦し贅沢に使用。希少糖とミルクを絶妙に合わせて仕上げました。
ブルボン・アマレロという珈琲豆の特徴
この希少珈琲で使用されているブルボン・アマレロという豆についてググってみると、確かに高品質で手間がかかり、なかなか手に入りにくい品種のようです。ただその特徴がやはり「甘み」にあり、珈琲が苦手な人でも飲みやすい、女性にも人気という豆なんだそう。
香りと甘み、そして珈琲の中でも最も美味しいという評判すらあるとのことなので確かに品質はよく宣伝も気合が入っているのが分かります。決してウソの内容ではありません(当たり前か)
でも実際飲んでみると、想像していたのとは違った
これは私個人の問題ですが、想像していた珈琲の味わいと実際の味わいにはかなり開きがありました。一般の缶コーヒーよりも容量が大きい375g缶を使用しているので値段は多少高くても納得出来ると思います。
ただ、味に関しては正直威勢のいい宣伝ばかりが先走っているような気もします。普通の缶コーヒーよりは確かに味はいいかもしれないけど、「別格」とか「希少」とか「高品質」言葉がひとり歩きしてしまい、その結果宣伝負けしている感は否めません。(あくまで個人の感想です)
別格・希少珈琲はあくまで缶コーヒー
実際飲んでみて思ったのですが、別格とか高品質というのは「缶コーヒーの中では」という限定がやはりあります。一般の淹れたて珈琲にはどうしても敵いません。なにを当たり前なことを言っているんだ、と思われるかもしれませんが、私の場合あの宣伝文句を見ていたら期待だけが勝手に先行してしまいました。
缶コーヒーがよく好きで日常的によく飲んでいる人は割りと好みに合うんじゃないかと思います。仕事場で集中力を上げたいときとか、ちょっとした休憩時によく飲む人は一度飲んでみるのもいいと思います。ただ、缶コーヒーの飲み過ぎは仕事の効率を下げるので注意して下さい。
参考 >> 会社員よ聞け!眠気覚ましの缶コーヒーは逆効果